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監督交代の大宮、佐々木体制初陣は黒星で11戦未勝利に…見木4戦連発の千葉が完封勝利!!

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[5.29 J2リーグ第16節 大宮 0-2 千葉 NACK]

 J2リーグは29日、第16節を開催し、NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャジェフユナイテッド千葉が対戦。前半40分にMF見木友哉の得点で先制した千葉が、後半7分にFWサウダーニャの得点で加点して2-0の完封勝利を収めた。

 ここ10戦未勝利(5分5敗)で降格圏に低迷する大宮は、25日に岩瀬健監督の解任、そして、暫定的に佐々木則夫トータルアドバイザーが監督として指揮を執ることを発表。佐々木体制初陣となったこの試合、23日の第15節北九州戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、MF翁長聖、今季初出場となるDF河本裕之らを先発起用。一方、ここ4戦無敗(2勝2分)の千葉は、前節町田戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、DF安田理大らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半9分に千葉がゴールを脅かす。スローインを左サイドで受けたサウダーニャがPA外から放った左足シュートは枠を捉えたものの、GK笠原昂史に処理されてしまう。さらに同30分には右サイドを単独突破したサウダーニャがフィニッシュまで持ち込むが、シュートは笠原の守備範囲に飛んでしまった。

 しかし、前半40分に千葉が試合を動かす。FW船山貴之のパスから右サイドを駆け上がったDF岡野洵のグラウンダーのクロスをファーサイドの見木が右足で蹴り込み、スコアを1-0とした。絶好調の見木は4試合連続ゴールを記録することになった。

 1-0と千葉がリードしたまま後半を迎えると、同6分に大宮が思わぬ形から好機を迎える。GK新井章太のパスを受けた岡野にDF翁長聖がプレッシャーをかけ、高い位置でのボール奪取を成功。こぼれ球をMF黒川淳史がPA内で拾い、新井がゴールマウスをはなれていたため、無人のゴールに流し込むだけだと思われた。しかし、すぐさま戻った新井にコースを消されると、右足から放ったシュートはゴール右に外れてしまった。

 すると、危機をしのいだ千葉が後半7分に追加点を奪取。中盤でボールを受けたサウダーニャが見木に預け、自身はPA内へと走り込む。見木からリターンパスを呼び込むと、左足アウトサイドの巧みなシュートでゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 2点のビハインドを背負った大宮は後半29分、左サイドから翁長が送ったグラウンダーのクロスからFWネルミン・ハスキッチが決定的な左足ボレーを放つも、好反応を見せた新井の右足に阻まれてしまった。

 その後も大宮にゴールは生まれず。逃げ切った千葉が2-0の完封勝利を収めた。千葉は5戦無敗と好調をキープ。大宮は監督交代も結果に結び付かず、11試合未勝利となった。

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