beacon

監督交代も結果に結び付かず…初陣となった大宮・佐々木則夫監督「負けに不思議な負けはない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.29 J2リーグ第16節 大宮 0-2 千葉 NACK]

 監督交代も、すぐさま結果には結び付かなかった。千葉戦で0-2の敗戦を喫した大宮アルディージャは、11試合未勝利(5分6敗)と苦しい状況を抜け出せずにいる。

 シーズン序盤から思うように勝ち点を伸ばせなかった大宮は、第6節琉球戦(△0-0)以降、10試合未勝利となり、25日には岩瀬健監督を解任。そして、11年の女子W杯でなでしこジャパン(日本女子代表)を世界の頂点へと導き、クラブのトータルアドバイザーを務める佐々木則夫氏が暫定的に監督としてトップチームの指揮を執ることを発表した。

 発表から4日後に迎えた千葉戦。佐々木監督は「今までそういったことがあったのは忘れよう。今日からだ、新たに行くんだと。僕のアプローチが届いたのは気持ちが変わったところだと思う。今日の試合を楽しみにしてほしい」と試合前のインタビューで語っていた。

 しかし、前半40分に千葉に先制点を献上すると、後半7分には追加点を奪われてリードを2点差に広げられてしまう。その後の反撃も実らずに0-2の完封負けを喫して、11戦未勝利となった。

 試合後のインタビューに応じた佐々木監督は、「負けに不思議な負けはない。そういう意味で負けたということは、再度確認して修正しないといけない。これまでの状況を踏まえて修正してきた要素は、選手は皆やってくれた。結果的に0-2と勝たせてあげられなかったのは、私の反省が多いと思う」と悔しさを滲ませた。

 次節は6月6日、第17節で金沢のホームに乗り込む。「この暑さの中でアグレッシブにやってくれた選手たちには感謝するし、つながる負けだと思うので、何とか次はしっかりと勝たせてあげたいと強く思っている」。万全の準備をして、12試合ぶりの白星を目指す。


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP