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ドイツ紙「ビッグサプライズだ!」東京出身の20歳MFがU-21ドイツ代表デビューか

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MFアペルカンプ真大がU-21ドイツ代表デビューか

 デュッセルドルフ(ドイツ2部)のMFアペルカンプ真大がU-21欧州選手権2021に臨むU-21ドイツ代表のメンバーに入ったようだ。ドイツ『ビルト』が「これはビッグサプライズだ!」と驚きをもって報じている。

 アペルカンプはドイツ人の父と日本人の母を持つ東京都出身の20歳。ユース年代はヴィトーリア目黒FC、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースと日本でプレーしていたが、2015年にドイツへと渡り、デュッセルドルフの下部組織に入団した。その後、2019年9月にデュッセルドルフとプロ契約を締結。2020年9月にプロデビューを飾り、今季はブンデスリーガ2部で21試合に出場して6ゴール1アシストを記録した。年代別代表では過去にU-17、U-18日本代表に選出されている。

 31日に準々決勝のU-21デンマーク代表戦を控えるU-21ドイツ代表は24日、補充メンバーとしてアペルカンプら3名を招集。まだドイツとイングランドのクラブでシーズンを戦っている選手がいたため、当初はトレーニングキャンプでの“練習要員”という位置づけだった。

 しかし、アペルカンプはトレーニングで指揮官を納得させる好パフォーマンスを披露。さらにチーム内で複数の怪我人が出たこともあり、メンバー入りに至ったとみられる。

 アペルカンプは同紙を通じ、「信じられないくらい良い気分です。今は誇りに思っています。チームのみんなも僕を歓迎してくれました」とコメントした。

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