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伝統校・清水東が後半ATの決勝点で92年以来のインハイ王手!PK戦勝利の静岡学園と決勝で激突!:静岡

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清水東高は前半37分、FW望月優太がスライディングシュートを決めて先制

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)静岡県予選準決勝が30日に行われ、清水東高静岡学園高が決勝進出を決めた。

 インターハイ優勝4度の伝統校・清水東はプリンスリーグ東海勢の常葉大橘高と対戦。前半37分、左サイドから相手の守りを崩し、最後はMF佐野健友主将のラストパスをFW望月優太が合わせて先制点を奪う。一方、後半にボールを握る時間を増やした常葉大橘はFW豊泉優大を中心に反撃。そして36分、左CKから放ったシュートのこぼれ球を左SB大田悠功が頭で押し込んで同点に追いついた。だが、清水東は40+3分、準々決勝・藤枝東高戦でも劇的な同点ゴールを決めている2年生FW中山大耀が決勝点を決め、2-1で競り勝った。

 浜松開誠館高とのプリンスリーグ東海勢対決に挑んだ静岡学園は、序盤からボールを保持してサイド攻撃からチャンス。35分にはU-18日本代表候補CB伊東進之輔の縦パスで抜け出したMF荒井駿希がそのまま左足シュートを決めて先制する。だが後半、浜松開誠館の圧力を受ける形で後ろ向きのパスが増えてしまった静岡学園は、リズムに乗ることができない。MF古川陽介のドリブル突破などからチャンスを作っていたものの、追加点を奪うことができず、逆に20分、ミスを突かれてMF佐藤羅偉に同点ゴールを決められた。試合は1-1でPK戦に突入。静岡学園は3人目が外してしまったが、決められれば敗戦の決まる浜松開誠館5人目のシュートをGK生嶋健太郎がストップする。生嶋は8人目も止めて7-6で決着。静岡学園が決勝進出を決めた。

 決勝は6日に行われ、清水東が勝てば92年以来10回目のインターハイ出場。静岡学園が勝てば、17年以来7回目のインターハイ出場となる。

【静岡】
[準決勝](5月30日)
清水東高 2-1 常葉大橘高
浜松開誠館高 1-1(PK6-7)静岡学園高

[決勝](6月6日)
清水東高 - 静岡学園高
●【特設】高校総体2021

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