beacon

ブラインドサッカー日本代表が強敵タイ撃破で連勝! 初戦フランスに続いて2戦連続完封、暫定首位に

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブラインドサッカー日本代表

 ブラインドサッカー国際大会「Santen IBSA ブラインドサッカー ワールドグランプリ 2021 in 品川(以下、Santen ブラサカグランプリ 2021)」の2日目が31日に行われた。ブラインドサッカー日本代表はタイ代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。

 日本は30日の開幕戦でフランスに1-0の勝利。第2戦でも連勝するべく、初戦でスペインを破った好調タイに挑んだ。開幕戦と同様のメンバーで、ゴールキーパーに佐藤大介、フィールドプレーヤーに佐々木ロベルト泉田中章仁川村怜黒田智成を起用。すると、試合開始早々に日本が先制に成功する。

 自陣内でボールを拾った川村が冷静にドリブルで周回し、右サイドにパス。大外に控えた黒田がカットインをしながらPA内へ。左足を振り抜き、クロスバーに当てながらゴールに叩き込んだ。

 初戦は川村が開始40秒でゴールを決めたが、第2戦では黒田が開始30秒弾。日本が試合を有利に運んだ。前半18分には相手の得点源でもあるキッティコーンにドリブル突破からシュートを打たれるが、GK佐藤が好反応からキャッチ。ピンチを防ぎ切り、前半を1ー0で折り返した。

 日本は後半2分に再びチャンス。最後方へのバックパスから、GK佐藤が右サイドのフェンスに当てるように縦パスを送る。ボールを拾った黒田が右サイドからカットイン。混戦から右足シュートを放つが、相手GKに阻まれた。

 日本の攻撃は続く。後半19分、佐々木のバックパスからGK佐藤が左フェンスにロングパスを出す。川村が落とし、佐々木が右サイドに展開。黒田が再びカットインから左足シュートも、惜しくも枠外に外れた。同20分には川村がインターセプトからゴールに迫る。相手2選手が交錯して倒れた隙に、シュートを打つが、GKのセーブに遭った。

 後半25分、日本にピンチの場面。キッティコーンにドリブルで3人がかわされ、強烈なシュートを打たれる。しかし、至近距離からのボールをまたしてもGK佐藤がスーパーセーブ。ゴールを守り切り、こぼれ球は黒田がしっかりとクリアした。

 残り5分になると、日本は守備シフト。フィールドプレーヤー4選手が絶妙な距離間を保ちながら守備網を張る。ボールを奪うとしっかりキープ。最後まで守り切り、1ー0で試合を締め切った。

 日本が初戦・フランス戦に続いて連勝を達成。2日目を終え、暫定でグループ首位に立った。次戦の第3戦は6月1日にスペインと、第4戦は同月3日にアルゼンチンと対戦する。

●ブラサカ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら

TOP