日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)が2日、オンライン取材に対応し、U-24日本代表とのチャリティーマッチ(3日・札幌ド)に向けて「不思議な感覚はあるけど、個人としても楽しみ。普段チームメートの選手と対戦するけど、紅白戦とも違うので、面白そうだなという感じです」と心境を語った。

　当初予定されていたキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦が相手チーム側の入国トラブルで中止となり、急遽設定されたチャリティーマッチ。大迫が対戦を心待ちにしている理由は、普段は代表でチームメートとして戦っているディフェンダー陣がU-24日本代表に合流しているからだ。

　オーバーエイジのDF吉田麻也とDF酒井宏樹、五輪世代ながらA代表の主力を担うDF冨安健洋とは、練習中のミニゲームでも対戦経験が少なく、実現すれば貴重なマッチアップ。大迫は「主力とサブに分かれて練習でも対峙することがないので、イメージが湧かない。どうなのかなというところが個人的にも楽しみ」と意気込みを述べた。

　また大迫は今回のA代表で、吉田に代わって主将を担うことが決まった。もっとも「とくに僕が何かをしなきゃいけないというわけではないと思う」と姿勢を変えるつもりはないという。

「海外でやっている選手も多いし、国内組も経験のある選手が多いので、やるべきことを整理できている選手が多い」。チームメートへのリスペクトを述べた大迫は「試合に集中して、ピッチの上で違いを作れるようにと考えている」と自身のパフォーマンスにこだわる構えだ。

(取材・文　竹内達也)

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