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湘南ペースも…3連続、今季9度目ドロー「悔しい」 G大阪は連勝止まるも降格圏脱出

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湘南とG大阪はスコアレスドロー

[6.2 J1第19節 湘南0-0G大阪 レモンS]

 湘南ベルマーレガンバ大阪は0-0の引き分けに終わった。湘南は3試合連続ドロー。リーグ戦は9度目のドローゲームとなった。G大阪の連勝は2で止まったが、勝ち点を14に伸ばしたことで、得失点差で柏と仙台をかわして16位に浮上し、降格圏を脱出した。

 湘南ではGK谷晃生、G大阪ではDF昌子源がそれぞれ代表活動で離脱中。そのため湘南はGK富居大樹が今季リーグ戦初先発。G大阪はルーキーDF佐藤瑶大が6試合ぶりに先発出場した。

 前半から湘南がペースを握った。しかし前半28分の右サイドのスローインからのチャンス、ファーサイドでMF山田直輝が反転して左足を振り抜くが、左ポストを直撃。スコアレスで折り返した後半も湘南が攻め込むが、GK東口順昭を中心とした固い守りを崩し切ることができない。

 後半22分から投入したDF畑大雅の投入でさらに攻撃が活性化するが、同43分の畑のクロスからMF高橋諒が決定機を迎えるが、東口の好セーブに阻まれる。試合を通して相手の3倍近いシュート11本を放ったが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 湘南はこれでリーグ最多となる9度目のドロー。この日がJリーグ通算100試合出場の節目となっていたDF石原広教が「湘南のペースだと感じていたが、ゴール前の質が上がらずに0-0で終わったことは悔しい」と唇を噛む。

 ただ浮嶋敏監督は「選手は中2日の中ですべてのところで上回った。最後のところで力が入った。サッカーではよくあること」とイレブンの奮闘を称えると、「アタッキングサード質を上げること」を課題として挙げ、修正を誓った。

 一方のG大阪は連勝こそ止まったものの、順位では降格圏を脱出。リーグ中断前に今後への可能性を示した。新体制の継続が正式に発表になった松波正信監督は「押し込まれる時間は多かったなかで守備陣が我慢強く戦ってくれた」と評価すると、「天皇杯、ACLを戦ってのリーグ戦になるが、しっかり戦えるようにしたい」と後半戦の巻き返しへ向け意気込んだ。

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