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ファーディナンド氏、負傷中マグワイアのEUROメンバー入りに疑問「連れていくべきではない」

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 元イングランド代表DFのレジェンド、リオ・ファーディナンド氏が後輩ハリー・マグワイアの状況を踏まえ、EURO2020に連れていくべきではないと辛らつな意見を口にした。

 EURO2020に向けたイングランド代表メンバー26名が発表され、マンチェスター・ユナイテッド主将ハリー・マグワイアも名を連ねた。だが同選手は5月上旬のアストン・ビラ戦で試合中に足を負傷し、それ以降は戦線離脱を余儀なくされている。

 ファーディナンド氏はこの代表選考を受け、自身の動画チャンネルを通じて「マグワイアのフィジカルは万全から程遠い。彼はメンバーに入れるべきではなかった」と主張した。

「マグワイアは大舞台で活躍ができるかどうか疑わしい。むしろ、本来のパフォーマンスを出すことさえも難しいだろう。なぜ彼をEUROに連れて行こうとしたのか(ガレス)サウスゲイトの判断には疑問が残るね」

「イングランドにはしばしばそういうことが起こる。ベック (デヴィッド・ベッカム) もそうだった。ワッザ (ウェイン・ルーニー) もそうだったが、マグワイアは役割が違う。ベックでもワッザでもないんだ。リズムに乗るのが難しいDFをメンバーに入れるのは意味があることだと思えないし、リスクも大きい。本当に必要なピースだったのだろうか?私は無意味な選択だったし、間違っていると思うね。もちろんここから完全復活して、マグワイアが私の意見が間違いだったと証明するシナリオもあるかもしれないけど」

 イングランドはEURO2020のグループDで、クロアチア、スコットランド、チェコと戦う。本大会までマグワイアがコンディションを取り戻せるのかどうか不透明なだけに、ファーディナンド氏はイングランド代表のメンバー選びに懐疑的な見識を示している。

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