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ボローニャ、冨安健洋の放出を覚悟?アタランタのオファーを再度拒否も後釜探しに着手か

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ボローニャで活躍を続けるDF冨安健洋

 ボローニャは、アタランタから日本代表DF冨安健洋に届いたオファーを拒否した一方、後釜探しに着手している。地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が3日、報じた。

 冨安は2019年夏にベルギーのシントトロイデンからボローニャに移籍。すぐさま並外れた適応力を示して指揮官の信頼を勝ち取ると、右サイドバックのレギュラーとして活躍し、高い評価を受けた。昨夏は名門ミランからオファーが届いたが、合意には至らず残留。2年目の今シーズンは、チームの台所事情に応じて守備のすべてのポジションを経験してユーティリティ性を示し、セリエA第23節までリーグ内で唯一、全試合にフル出場した選手となった。

 そんな冨安には、3シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めたジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタが熱視線を注いでいる。アタランタは、冨安およびMFイェルディ・スハウテン、MFマティアス・スバンベリの3人の獲得を検討。ボローニャが買い取り予定のFWムサ・バロウに加えて24歳FWサム・ラマースおよびDFラウル・ベッラノーバをトレード要員として提示して交渉したが、ボローニャ側が拒否したとみられる。ボローニャはトレード要員ではなく、現金での取引を希望している上、評価額が低すぎたことが理由とされている。

 しかし地元紙は、ボローニャが冨安の退団に備えて後釜の確保へ動き出したことも伝えている。ボローニャは、カリアリが所有権を持つU-21イタリア代表SBガブリエレ・ザッパをリストアップ。その動向を追っているとみられる。

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