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37歳テベスがボカ・ジュニアーズ退団を表明「精神的につらい。家族と過ごす時間を大切にしたい」

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カルロス・テベスがクラブ退団を発表

 37歳のカルロス・テベスが、ボカ・ジュニアーズからの退団を表明した。

 現地時間4日、テベスは用意された会見の場を通じて「精神面で今はピッチ上に立つことができない」として、クラブと契約解除に至ったことを説明している。

「ボカに、自分は今、いるべき存在ではないと自覚している。ボカでは120%の力を出すことが必要となるんだ。だけど、今の自分にはそれができないんだ。フィジカルは十分でも、メンタル的に不可能な状態に陥っている」

「父を悼む時間さえなく、今の自分は精神的なつらさのほうが勝っているんだ。家族と過ごす時間を大切にしたい。それが今、自分のすべきことだと思っているよ」

 1984年生まれ、現在37歳のテベスはボカ・ジュニアーズの下部組織育ちで、同チームでトップデビュー後はコリンチャンスを経てウエスト・ハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントスと欧州で活躍。2015年にボカへと復帰した。2016年には中国の上海申花へ移籍したが、2018年から“心のクラブ”と公言するボカへと再度戻っていた。

 だがテベスはメンタル的に万全ではないことから、しばらくピッチから離れる決断をした模様だ。現時点でフットボール選手としての引退ではなく、テベスは次のようなコメントも口にしている。

「今日をもってボカから去るが、3カ月ほど経ってから改めてプレーできるかどうか、検討したい。ただ、その際にボカで再びプレーするかどうかは現時点で何とも言えない」

「まずはボカに関わるすべての人、同僚やスタッフ、みんなに感謝の言葉を伝えたい」
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