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コパ・アメリカ開幕目前で揺れるブラジル代表…チッチ監督電撃辞任の可能性も?

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チッチ監督が辞任する可能性

 コパ・アメリカを前に、ブラジル代表のチッチ監督が辞任する可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていたコパ・アメリカ。しかし、開幕2週間前に共催国であったアルゼンチンとコロンビアが政情不安やコロナ禍を理由に開催を辞退。急遽ブラジル開催に変更となるなど、混乱が生じていた。

 1日には会場なども発表されていたが、今度はブラジル代表チームが参加をボイコットする可能性が伝えられている。コロナウイルス感染拡大が収まらない中でブラジル代表の選手たちは開催を望まず。深刻な状況の中、政府など国のトップに利用されていると感じていると複数メディアが伝えていた。

 そして『マルカ』は、大会辞退のほかにチッチ監督が辞任する可能性もあると伝えている。指揮官は大会が母国開催へと変更になった時から選手サイドに立っており、ブラジルサッカー連盟との関係が弱くなっているという。コパ・アメリカまで約1週間となった中、開幕前に辞任すると「多数の人間が考えている」と報じた。

 なお、チッチ監督は5日のエクアドル戦(2-0)後に「どんな仮説を立ててもかまわないが、気を付けていただきたい」と前置きしつつ、「適切な時期に説明する。質問から逃げているわけではないが、正しい時期がある」とコメント。8日のパラグアイ戦後に何らかの決断を下す可能性を示唆した。

 また、主将のカゼミーロは「僕らは話す。チッチが状況を説明してくれた。彼が言ったのは何が起きたかであり、僕らは僕らの立場をとった。適切なタイミングで話す」と語っている。本大会を前に、ブラジル代表チームで大きな動きがあるかもしれない。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ
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