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京都に移籍の柳沢、J1勢相手に初ゴール

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 J1京都の元日本代表FW柳沢敦(30)が10日、宮崎市内で行われた横浜FMとの練習試合で、鹿島から移籍後初めてJ1勢相手からゴールを決めたと、スポーツニッポンは報じている。
 柳沢は45分×3本の変則マッチに先発出場し、前線で約80分間プレー。ゴールは1本目の終了間際、U-23日本代表の米国遠征に招集されたMF中山博貴(22)の右クロスを確実に押し込んだ。
 試合は3-2で京都が負けたため「あれはただ当てるだけだったので」と素っ気なく振り返ったものの、得点シーン以外でも随所に柳沢らしさがのぞいた。日本代表のDF中澤佑二(29)や元日本代表のDF松田直樹(30)ら実力者が並んだ横浜FMの守備陣にも難なく対応。味方のパスが合わない場面もあったが、ボールを受けた時のミスは少なかったという。
 加藤監督も「やっぱり相手の寄せの速さに慣れている。予測できるからだろう」と感心した様子。本人は「コンディションはまだまだだが、チームとしていろいろ確認できた」と話したと、同紙は報じている。

京都公式サイトより試合記録
【練習試合】

横浜FM 3-2京都
[横]長谷川、松田、渡辺(練習生)
[京]田原、柳沢

(文 武澤伸昭)

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