[6.7 W杯2次予選 日本4-1タジキスタン パナスタ]

　日本代表は大量4得点で勝利。今大会初失点を喫したものの、2次予選7連勝を達成した。森保一監督は、一時同点に追いつかれたところから勝ち越した点を評価している。

　日本は前半6分、MF古橋亨梧のゴールで先制に成功。しかし、その3分後に得点を決められ、今大会初めてゴールネットを揺らされてしまった。だが、その心が折れることはなかった。同40分にはMF南野拓実の7試合連続ゴールで勝ち越し。さらに、後半にはMF橋本拳人とMF川辺駿の2選手が、それぞれ代表初ゴールとなる追加点を奪った。

　森保監督は「難しい試合になると思っていた」と試合展開を予想しつつ、その後に勝ち越したことを「下を向くことなく、選手たちがやることを続けてくれて、また追加点を奪えたところがよかったと思います」と称賛した。

　古橋や橋本、川辺といった現状で出場試合数が少ない選手たちの活躍にも目を細める。「経験の浅い選手たちがこうやって結果を出してくれるというのは、その選手たちの経験値が上がって、成長にもつながる。チームにもいい刺激になって、これからまた我々が成長していくために、素晴らしい活躍をしてくれたと思います」とねぎらった。

　内容と結果が伴った試合となった。日本は今後、11日にキリンチャレンジ杯でセルビアと、15日にはW杯アジア2次予選でキルギスと対戦。指揮官は「もう2試合で個の力を上げ、チーム力を上げる。我々が高い目標を目指してやっているというところを、この2試合しっかりと発揮したいと思います」と目を光らせた。

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