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橋本拳人は代表初ゴールも「改善」を連呼、中心選手への自覚…「自分のプレー出せた手ごたえない」

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代表初ゴールを決めたMF橋本拳人

[6.7 W杯2次予選 日本4-1タジキスタン パナスタ]

 後半6分、DF山根視来の折り返しを右足で合わせたMF橋本拳人が勝利をグッと引き寄せる3点目を奪った。日本代表11試合目での嬉しい初ゴール。ただ、得点については「思ったより冷静だった。ふかさないように、ミートだけを意識しまいた」と振り返った橋本だが、「自分のプレーを出せたかというと手ごたえはない。改善点が多くあるなという印象です」と険しい表情もみせた。

 この日は東京五輪世代のメンバーが不在。さらにオーバーエイジで招集されるDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航も欠いた戦いとなり、MF古橋亨梧やDF中谷進之介、そしてボランチで橋本の相方を務めたMF川辺駿がスタメンで抜擢されるなど、日本代表としては経験の浅い選手が先発メンバーに並んでいた。

 川辺とは「初めて組むので、お互いのバランスを意識しながらプレーしていた」という。そのことで「バランスを見ながらやり過ぎた」という反省が残ったと振り返る。「もっとチームにチャンスを作るようなパスを考えないといけない。チームをうまく回すことが課題なので、残り2試合ですけど意識を持ってやっていきたい」。課題、改善。反省点ばかりを口にした。

 ただこれは自分がやらないといけない、中心選手になっていかないといけないという自覚の表れでもある。代表キャップ数も11試合となった橋本は「個人的に言えば、質、チャンスを作るところを改善しないといけない」と更なるレベルアップを誓った。
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