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今予選初失点も前向きに…森保監督「嬉しくはないが、経験値としては悪くない」

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日本代表を率いる森保一監督

[6.7 W杯2次予選 日本4-1タジキスタン パナスタ]

 ここまでの予選6試合で37得点0失点と盤石の戦いを続けてきた。しかし、今予選初失点を喫することに。日本代表を率いる森保一監督は「いつかは失点するときがくる」と振り返った。

 前半6分にMF古橋亨梧の得点で幸先よく先制したものの、わずか3分後に同点に追い付かれる。右サイドからDFマヌチェフル・サファロフにクロスを上げられると、MFエフソン・パンシャンベに強烈なヘディングシュートを叩き込まれてしまった。

「このW杯予選で初の失点。チームのペースが揺らぎかねない失点」となったが、チームが大きく崩れることはなかった。前半40分にFW南野拓実のゴールで勝ち越すと、後半6分にMF橋本拳人、同25分にMF川辺駿が加点。タジキスタンの反撃も許さずに4-1で試合終了のホイッスルを聞くことになった。

 3日のU-24日本代表とのチャリティーマッチから先発8人を変更して臨んだ一戦。ミスが目立つ場面もあったが、指揮官は「私に原因があると思う」と反省を口にする。

「なぜなら、選手をたくさん代えたからということ。誰が出ても連係やイメージが合うのが理想だが、全体練習が1回だったところで、パーフェクトに合わせるのは難しいと思っていたし、ミスが多くなるのはある程度、予想していた。予想できた中で、試合の中でクオリティーを上げていこうと、選手たちは粘り強く継続力を持ってトライしてくれた」

 また、今予選初の失点も前向きに捉える。「継続して無失点で試合を終え、全勝でいけるのが理想だが、いつかは失点するときがくる。失点した後にどういう反発力、継続力を見せられるのか。もう一回戦い続けるということを失点後に確認できたのは、選手たちはポジティブに捉えてプレーしてくれた。失点は嬉しくないが、経験値として悪くなかった」と答えた。

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