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J初の女性主審が初めて出したレッドカード…頭突きで退場の酒本憲幸、処分内容が決定

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讃岐戦で退場した鹿児島MF酒本憲幸

 Jリーグは7日、J3第10節の試合で起きた行為を規律委員会で審議し、 鹿児島ユナイテッドFCのMF酒本憲幸に1試合の出場停止処分を科すことが決まったと発表した。対象試合は13日のJ3第11節・アスルクラロ沼津戦(@愛鷹)となる。

 酒本は6日にホームで行われたJ3第10節・カマタマーレ讃岐戦(●1-2)でスタメン出場。後半5分、MF八反田康平が讃岐MF中村駿太をファウルで止めた後に小競り合いになると、中村に対して頭突きをした。

 この試合を裁いていたのは山下良美主審。5月16日のJ3第8節・Y.S.C.C.横浜対テゲバジャーロ宮崎で女性審判員として初めてJリーグの主審を担当し、今節の鹿児島対讃岐が2試合目だった。エキサイトする選手たちを止めに入った山下主審は副審に確認を行い、後半7分に酒本にレッドカードを提示。Jリーグの舞台で初めて命じた退場処分となった。

 Jリーグは今回の処分決定に際し、「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手のプレーとは関係のないところで相手競技者に対し頭突き行為を行ったことは、『乱暴な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明している。

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