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ベンゲル氏、フランスをEURO2020の「大本命」に…母国にとって最大のライバルは?

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 アーセン・ベンゲル氏は、フランス代表がEURO(ユーロ)2020の“大本命”であると予想した。

 5年前の前回大会、EURO2016決勝でポルトガルに敗れて涙を流したフランス。しかし、その2年後の2018年ワールドカップでは20年ぶりの世界一に輝くと、さらに強力なメンバーを揃えて20年ぶりの欧州制覇を懸けて今大会を迎える。

 2度目のワールドカップとEUROの2冠に挑むフランスについて、ベンゲル氏はイギリス『スカイスポーツ』で「彼らは本命ではない。スーパー本命だ。単に本命という言葉では十分ではない」と話し、母国のEURO制覇を後押しした。

「ワールドカップを制したチームにはヌゴロ・カンテ、ポール・ポグバ、カリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマン、キングスレイ・コマン、オリビエ・ジルー、ウスマン・デンベレがいる。それに、ベンチには他の代表チームならプレーできる選手たちも揃っている」

「彼らが世界王者であり、依然としてピークに達していないチームであるということを否定することはできない。彼らはまだまだ若いチームで、まだ発展途上のチームだ。2、3人の選手を除けば、チームの核は本当に若い」

 また、同じく才能のある若手を数多く擁するイングランドについてもベンゲル氏は語った。

「私にとって、イングランドは最もフランスの脅威になるチームだ。彼らにはトップクオリティの選手がいる。メイソン・マウント、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュ、デクラン・ライスの若手を擁し、もちろん前線にはハリー・ケインがいて、ジョーダン・ヘンダーソンら経験のある選手もいる。彼らはフランスと張り合うことができる」
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