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「今は前進あるのみだね…」フランス代表デシャン監督も困惑、ムバッペはEURO開幕直前の練習も不機嫌露わ

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険悪ムードにディディエ・デシャン監督が言及

 フランス代表に流れる不穏な空気に、ディディエ・デシャン監督も困惑気味だ。『RMCスポーツ』が伝えている。

 優勝候補筆頭のフランスは、8日のブルガリア戦を3ー0で勝利。しかし、FWオリビエ・ジルーが試合後に攻撃面で不満を語ったことに対し、FWキリアン・ムバッペが激怒してしまった。指揮官も喧嘩両成敗を訴えたことで、ジルーは事態を収拾するため、10日にムバッペに対して謝罪を行う。しかし、それは受け入れてもらえなかったという。

 EURO2020は11日に開幕。フランスは15日に初戦が控えているが、ドイツやポルトガルを擁する“死の組”に属している。大一番を前に、一筋縄ではいかない内紛の勃発。ムバッペは10日の練習でも不機嫌な様子を見せ、2アシストをしたジルーからのハグにも反応は悪かったという。

 デシャン監督はこの不仲問題に改めて言及。「ジルーが(ブルガリア戦で)気持ちを語ってしまったのは間違いだったとしても……今は前に進むことが重要だね」と困惑した様子も垣間見せた。

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