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サバイバルレース最終章、明日ジャマイカ戦…U-24日本代表・横内監督「全選手がスタンバイできている」

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ジャマイカ戦に向けて最終調整を行うU-24日本代表

 U-24日本代表は11日、翌12日に行われるジャマイカ戦に向け、試合会場となる豊田スタジアムで最終調整を行った。

 全選手がピッチ上に姿を現すと、フィールドプレーヤーとGK陣に別れ、ウォーミングアップを終えたフィールドプレーヤーは鳥かごへ。リラックスした表情を浮かべる選手たちは、声もよく出ており、雰囲気の良さが伝わって来た。練習は冒頭の15分間のみメディアに公開され、その後は非公開で調整が進められた。

 東京五輪本大会前ラストの活動となる今回は“最終選考”の場であり、ジャマイカ戦は最後のアピールの場となる。同日に公式会見に出席した横内昭展監督は「皆が良い準備をしてくれている」と手応えを得ている。

「全選手がスタンバイできている。明日、誰が出て、どういう流れになっていくかをしっかりと考え、スタメンを決めていきたい」

 一昨日にはDF冨安健洋(ボローニャ)の離脱が発表され、DF瀬古歩夢(C大阪)が追加招集された。同日に天皇杯2回戦・鳥取戦でフル出場し、昨日、U-24日本代表に合流した瀬古だが、指揮官は「全員が明日やれる準備をしてくれているので、明日出場する可能性もある」と話している。

 サバイバルレースは最終章を迎える。対戦相手のジャマイカはA代表が来日しており、「A代表を相手にしたプレッシャーの中で、いかに自分の良さを発揮してくれるか」と話すと、「明日は気温も上がって暑いと思うが、自分の良さを発揮してほしい。非常に楽しみにしている」と選手たちに期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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