EURO2020第1号は“史上初”オウンゴール!! さらに2ゴール重ねたイタリアが開幕戦でトルコ破って好発進
[6.11 EURO A組第1節 トルコ0-3イタリア オリンピコ]
新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていたEURO2020(欧州選手権)が11日、開幕戦を迎え、A組のイタリアとトルコがローマ・オリンピコで対戦した。大会史上初の“オウンゴール第1号”を皮切りに3ゴールを奪ったイタリアが3-0で勝利し、グループリーグで好スタートを切った。
ともに4-3-3のシステムを敷く中、立ち上がりから主導権を握ったのはイタリア。前半3分、右サイドを突破したFWドメニコ・ベラルディの折り返しに反応したFWチーロ・インモービレがさっそくファーストシュートを放つと、その後も一方的に相手を押し込み、分厚い攻撃を展開する。
そして前半18分には最初の決定機。左のハーフスペースで前を向いたFWロレンツォ・インシーニェがベラルディとのワンツーからペナルティエリア内左に侵入し、ゴール左斜め前から右足で狙った。だが、このシュートは惜しくも枠外。同20分にはインモービレのミドルシュートをDFチャグラル・ソユンクがブロック。イタリアの選手はハンドをアピールしたが、PKは与えられなかった。
さらに猛攻を仕掛けるイタリアは前半22分、右コーナーキックからDFジョルジョ・キエッリーニがヘディングシュートを放つも、GKウギュルジャン・チャクルのスーパーセーブに阻まれる。同32分にもベラルディのクロスにインモービレが頭で合わせたが、これも枠を外れた。結局、このまま前半は終了。シュート数13-0で圧倒したイタリアにとっては悔やまれるスコアレスでの折り返しとなった。
後半開始時には両チームとも選手交代を行い、イタリアはDFアレッサンドロ・フロレンツィに代わってDFジョバンニ・ディ・ロレンツォ、トルコはFWユスフ・ヤズジュに代わってFWジェンギズ・ウンデルを入れた。するとトルコは後半7分、MFジョルジーニョからボールを奪ったウンデルが左サイドを駆け上がり、ようやくファーストシュート。だが、GKジャンルイジ・ドンナルンマにセーブされた。
すると後半9分、ようやくスコアが動いた。イタリアはMFニコロ・バレッラが右サイドに展開すると、ベラルディが縦への突破を見せ、低いクロスボールを供給。これにはトルコのDFメリフ・デミラルがカバーリングに入り、ブロックを試みたが、胸に当たったボールがゴールを揺らし、オウンゴールとなった。
ファーストゴールがオウンゴールとなったのは大会史上初。その後も攻め続けるイタリアは後半21分、右サイドを打開したベラルディのクロスがファーサイドのDFレオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)に通り、ボレーシュート。これはウギュルジャン・チャクルのビッグセーブに遭ったが、跳ね返りをインモービレが叩き込み、リードを2点に広げた。
さらに後半34分、イタリアはGKからの浮き球パスを右サイドを奪うと、バイタルエリアでパスをつなぎ、ペナルティエリア左に侵入したインシーニェがフィニッシュ。ファーサイドに巻いたシュートで流し込み、スコアを3-0とした。このまま試合は終了。開幕節から3ゴールを重ねたイタリアが好発進を果たした。
●EURO2020特集
新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていたEURO2020(欧州選手権)が11日、開幕戦を迎え、A組のイタリアとトルコがローマ・オリンピコで対戦した。大会史上初の“オウンゴール第1号”を皮切りに3ゴールを奪ったイタリアが3-0で勝利し、グループリーグで好スタートを切った。
ともに4-3-3のシステムを敷く中、立ち上がりから主導権を握ったのはイタリア。前半3分、右サイドを突破したFWドメニコ・ベラルディの折り返しに反応したFWチーロ・インモービレがさっそくファーストシュートを放つと、その後も一方的に相手を押し込み、分厚い攻撃を展開する。
そして前半18分には最初の決定機。左のハーフスペースで前を向いたFWロレンツォ・インシーニェがベラルディとのワンツーからペナルティエリア内左に侵入し、ゴール左斜め前から右足で狙った。だが、このシュートは惜しくも枠外。同20分にはインモービレのミドルシュートをDFチャグラル・ソユンクがブロック。イタリアの選手はハンドをアピールしたが、PKは与えられなかった。
さらに猛攻を仕掛けるイタリアは前半22分、右コーナーキックからDFジョルジョ・キエッリーニがヘディングシュートを放つも、GKウギュルジャン・チャクルのスーパーセーブに阻まれる。同32分にもベラルディのクロスにインモービレが頭で合わせたが、これも枠を外れた。結局、このまま前半は終了。シュート数13-0で圧倒したイタリアにとっては悔やまれるスコアレスでの折り返しとなった。
後半開始時には両チームとも選手交代を行い、イタリアはDFアレッサンドロ・フロレンツィに代わってDFジョバンニ・ディ・ロレンツォ、トルコはFWユスフ・ヤズジュに代わってFWジェンギズ・ウンデルを入れた。するとトルコは後半7分、MFジョルジーニョからボールを奪ったウンデルが左サイドを駆け上がり、ようやくファーストシュート。だが、GKジャンルイジ・ドンナルンマにセーブされた。
すると後半9分、ようやくスコアが動いた。イタリアはMFニコロ・バレッラが右サイドに展開すると、ベラルディが縦への突破を見せ、低いクロスボールを供給。これにはトルコのDFメリフ・デミラルがカバーリングに入り、ブロックを試みたが、胸に当たったボールがゴールを揺らし、オウンゴールとなった。
ファーストゴールがオウンゴールとなったのは大会史上初。その後も攻め続けるイタリアは後半21分、右サイドを打開したベラルディのクロスがファーサイドのDFレオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)に通り、ボレーシュート。これはウギュルジャン・チャクルのビッグセーブに遭ったが、跳ね返りをインモービレが叩き込み、リードを2点に広げた。
さらに後半34分、イタリアはGKからの浮き球パスを右サイドを奪うと、バイタルエリアでパスをつなぎ、ペナルティエリア左に侵入したインシーニェがフィニッシュ。ファーサイドに巻いたシュートで流し込み、スコアを3-0とした。このまま試合は終了。開幕節から3ゴールを重ねたイタリアが好発進を果たした。
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