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EURO開幕戦で珍事発生…イタリアCKに謎のオフサイド判定

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イタリアはFWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)とFWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)がトリックCKを見せていた

 11日に行われたEURO2020(欧州選手権)の開幕戦で、まさかの誤審が発生した。試合はイタリアがトルコを3-0で下したが、スコアレスで迎えた後半開始直後にイタリアのチャンスがオフサイドにより取り消されていた。

 “珍事”が起きたのは0-0の後半2分。右コーナーキックを獲得したイタリア代表はFWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)とFWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)がキッカーの位置につくと、インシーニェがゴールライン外で待っていたベラルディに向け、短いパスを出した。

 ベラルディはゴールライン内まで戻りながらボールを受け、そのままバックパス。これを受けたMFジョルジーニョ(チェルシー)が前を向き、攻撃のスイッチを入れようとした。しかし、ここで副審(A1)がフラッグアップ。ベラルディのオフサイドを宣告し、トルコに間接フリーキックが与えられた。

 ベラルディはパスが出た時点でゴールライン外にいたため、たしかにオフサイドポジションにいた。しかし、競技規則の「競技者が次のことからボールを直接受けたとき、オフサイドの反則にはならない」という項目においてゴールキック、スローインと並んでコーナーキックも挙げられており、オフサイドの適用対象外となっている。

 したがって、このプレーは本来であればオフサイドにはあたらない。1年遅れで行われたEURO開幕戦では審判団にも緊張があったのか、思わぬ誤審の発生にイタリアの選手たちも困惑した様子を見せていた。

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