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興國撃破の大阪桐蔭と阪南大高が大阪代表としてインハイへ!

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大阪桐蔭高はMF室勇志が攻撃を牽引。興國高を1-0で下した

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)大阪府予選準決勝が行われ、阪南大高大阪桐蔭高が全国大会出場を決めた。

 阪南大高は準決勝で近大附高と対戦。前半9分、左CKをニアのCB櫻本亜依万がそらし、中央へ飛び込んだCB西田祐悟主将が先制ヘッドを決める。さらに29分には左サイドから崩し、MF藤井樹のラストパスから1年生FW宮崎悠大が加点した。

 近大附もロングボールを中心とした攻撃で反撃。後半25分にはFW杉元佑多の左クロスをファーサイドのFW澤田琉偉が頭で合わせて1点差とした。その後もパワーのある攻撃で同点ゴールを目指したが、阪南大高はDF陣が踏ん張り、注目FW鈴木章斗のキープ力も活かして押し返す。結局、1点差を守った阪南大高が2-1で勝り、4大会連続5回目のインターハイ出場を決めている。

 大阪桐蔭は、興國高と激突。序盤、興國はJクラブ注目のレフティー、FW永長鷹虎がカットインでDFを次々とかわして左足を振り抜く。だが、大阪桐蔭GK薮中優希がわずかに触り、クロスバーをヒット。興國がボールを支配し、DFラインから攻撃を組み立てるも、大阪桐蔭は球際の強度高く、高い位置でボールを奪い返してショートカウンターに持ち込んだ。

 前半10分、20分のビッグチャンスは興國GK岩瀬陽のファインセーブに阻まれたものの、32分にMF大倉凜也のラストパスからFW高垣佑椰が右足で先制点を叩き出した。興國は後半、ボールロストの回数が減り、終盤はロングボールのこぼれ球を拾う形で相手にプレッシャーをかける。だが、CB小林柾輝や左SB朝山大輝中心に最後まで集中した守りを見せた大阪桐蔭が1-0で勝ち、5大会ぶり8回目のインターハイ出場を決めている。

【大阪】
[準決勝]
近大附高 1-2 阪南大高
興國高 0-1 大阪桐蔭高

[決勝]
阪南大高 - 大阪桐蔭高
●【特設】高校総体2021

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