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メンバー選考“ラストマッチ”で快勝のなでしこ…高倉監督「本当にベストを尽くしてくれた」

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選手に指示を出す高倉麻子監督

[5.13 国際親善試合 日本女子 5-1 メキシコ女子 カンセキ]

 なでしこジャパン(日本女子代表)が難敵メキシコ相手に5ー1で快勝。メンバー選考“ラストマッチ”で躍動した選手を見て、高倉麻子監督も目を細めた。

 序盤は拮抗状態が続いたが、前半36分にFW岩渕真奈が先制ゴール。後半開始早々にFW田中美南が追加点を挙げると、ゴールラッシュが始まり、5得点で試合を締めた。

 指揮官は試合後のフラッシュインタビューに応答。きょうの試合はウクライナ戦で出た課題の修正を意識したと語る。「メキシコが非常にいいコンディションで入ってくれたのもありますし、立ち上がりの修正もあったので、そこは少し難しかったかなと思います」と序盤の苦戦を口にした。

 しかし、自分たちのやり方を忘れず。パスワークから岩渕が先制点を決めると、その後は試合を支配。高倉監督も「よく集中してしのぎながら、自分たちのペースでゲームを進められたかなと思います」とねぎらった。

 メキシコ戦は、東京オリンピックに向けたメンバー選考までのラストマッチ。「みんなが強い思いを持ってグランドに立っているので、いいプレーもたくさんありました。みんな本当にベストを尽くしてくれたと思います」と選手たちの活躍に手応えを語る指揮官。「まだまだ修正点は多いんですけど、一歩一歩階段は上がっている」。18人の精鋭とともに戦い抜くために「力を合わせて、いいチームになっていけるように努力していきたいと思います」と意気込んだ。

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