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EURO初戦を迎える王者ポルトガル…C・ロナウドは5大会連続出場へ「常に初陣のつもり」

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FWクリスティアーノ・ロナウドは5大会連続のEURO出場へ

 前回王者のポルトガルは15日にEURO2020初戦を迎える。グループF第1節のハンガリー戦に向け、FWクリスティアーノ・ロナウドが意気込みを語った。『ラプトリー』が伝えた。

 5年前に欧州の頂点に立ったポルトガル。当時も強大な強さを誇るチームだったが、全ポジションでさらなるレベルアップに成功し、連覇を狙う。牽引するのはエースのC・ロナウド。2004年大会で初出場し、今大会で5大会連続の大舞台となるが、本人は「初めてのEUROというつもりで」と胸中を明かしている。

 会見に臨んだC・ロナウドは「今もっとも重要なのは代表チームのことだ。今はそこに集中している」と神経を研ぎ澄ます。「EUROのような大会は毎日あるわけではない。いつだってこれが初めてのEUROだと思って出場する。そのためには良いスタートを切り、勝利で始めることが大切だ。最初から最後までポジティブな思考が必要になる」と初戦への意気込みを語った。

「チームは精神的にも感情的にも、この素晴らしい大会に向けて準備してきている。チームが若いことはわかっているけど、だからといって、大きなことを考えないわけにはいかない。だから、僕たちは素晴らしいEUROになると思っているし、選手たちの準備は万端だ」

「2016年とは違う大会ですし、自分たちもあのときと同じではない。僕たちは大きな可能性を秘めた若いチームだ。2016年よりも良いか悪いかは、大会を通してしかわからない」

「個人の話でいえば、言うまでもなく5年前、8年前、10年前のときとは同じ選手ではない。僕は適応する。サッカー選手は、自分のサッカーを適応させる必要がある。一人ひとりのクオリティや経験は異なるものだ。だからこそ長いキャリアを歩むためには、時代に適応していかなければならない」

「分析してみたら、数字がそれを物語ってくれるはずだ。僕は18歳から36歳まで、ずっと適応を繰り返してきた。毎年、自分にとってポジティブなことがある。僕は常に、個人の目標やチームの目標を達成するために努力している。だから適応という言葉の方がしっくりくる」

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