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初先発オナイウが鮮烈ハット!佐々木も代表初ゴール! 森保J、計46得点2失点で2次予選全勝突破

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FWオナイウ阿道がハットトリック

[6.15 W杯2次予選 日本5-1キルギス パナスタ]

 日本代表は15日、カタールW杯アジア2次予選でキルギス代表と対戦し、5-1で勝利した。A代表初先発のFWオナイウ阿道(横浜FM)が前半のうちに初ゴールを含むハットトリックを記録すると、後半にもDF佐々木翔(広島)の初ゴールなどで2点を加点。2次予選8試合を計46得点2失点で終え、全勝突破を果たした。

 2019年9月に開幕したカタールW杯アジア2次予選の最終戦。すでに最終予選進出を決めている日本はこれまで出場機会の少なかった選手を先発に送り込み、オナイウとMF坂元達裕(C大阪)の2選手がA代表初先発を果たした。

 布陣は4-2-3-1。GKには川島永嗣(ストラスブール)が入り、4バックは左からDF小川諒也(FC東京)、DF昌子源(G大阪)、DF中谷進之介(名古屋)、DF山根視来(川崎F)。ダブルボランチはMF川辺駿(広島)、MF守田英正(サンタクララ)が組み、2列目はFW浅野拓磨(無所属)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)、坂元。1トップにオナイウが抜擢された。

 序盤は一方的に主導権を握りつつも、決め切れない形が続いた日本。まずは前半6分、原口の左CKに反応したオナイウのヘッドが相手に当たって枠を外れると、同8分には昌子の浮き球パスに抜け出した浅野のクロスはオナイウにわずかに合わない。同9分、坂元が自慢のドリブルで右サイドを切り裂いたが、クロスはGKにセーブされた。

 前半10分、山根の縦パスを受けたオナイウが後ろに落とし、原口が右足で狙うも左外。同12分、左サイドを突破した浅野の折り返しを原口がスルーしたが、オナイウのシュートは力が入りすぎてミートしなかった。その後もオナイウ、原口、坂元が次々にチャンスを迎えるも、得点が入らない展開が続いた。

 それでも前半26分、守田のサイドチェンジを受けた山根がクロスボールを送ると、オナイウがゴール前に飛び込んだ際に相手のハンドを誘ってPKを獲得。キッカーはオナイウ。同27分、ゴール左隅に決め、日本がようやく先制点を奪った。オナイウはA代表初ゴール。11日のセルビア戦では誤審気味のオフサイドでゴールを取り消されたが、次の試合でしっかり決め切った。

 その後も勢いに乗るオナイウは前半31分、右サイドを坂元とのワンツーで抜け出した川辺のクロスに反応し、相手に当たって軌道が変わったボールを左足で押し込んで2点目。さらに同33分、左サイドの小川のクロスに飛び込むと、これを完璧にミートしたヘディングで決め、A代表初ゴールからわずか5分間でハットトリックを達成した。

 良い形で試合を進める日本だったが前半アディショナルタイム2分、右サイドからペナルティエリア内に侵入したMFグルジギト・アリクロフを守田が後ろからのスライディングで倒し、PKを献上。ゴール前には川島が立ちはだかったが、これをFWミルラン・ムルザエフに決められ、ラストプレーで失点を許してハーフタイムを迎えた。

 後半はゴール前を徹底的に固めてくる相手に攻めあぐねる日本。15分間が経ってもなかなかシュートに結びつけられず、危険なボールロストからカウンターを許す場面もたびたび見られた。すると森保一監督は後半16分、最初の交代カードを切り、守田と原口を下げてMF橋本拳人(ロストフ)とMF古橋亨梧(神戸)を投入。原口が巻いていたキャプテンマークは川島に渡った。

 日本は後半18分、左サイドを駆け上がった浅野の折り返しを古橋が受け、ゴール左斜め前から左足で狙う。惜しくも左に外れたものの、久しぶりに決定的なチャンスをつくる。さらに同20分、川辺のミドルシュートがGKの手を弾き、こぼれ球から浅野が左足でボレー。だが、これはうまくミートせずに大きく外れた。

 日本は後半24分、ハットトリックのオナイウに代わって佐々木を起用。佐々木を左CBに入れ、浅野を1トップ、古橋と坂元をシャドーに置く3-4-2-1のシステムに変えた。3バックの布陣は昨年11月のオーストリア遠征での国際親善試合・パナマ戦(△0-0)以来のトライとなった。

 すると後半27分、日本は山根のミドルシュートが相手に当たって右CKを獲得し、キッカーは坂元。インスイングのボールが送り込まれると、佐々木がヘディングシュートでゴール左隅に突き刺し、スコアを4-1とした。佐々木はA代表初ゴール。森保ジャパン初陣となった2018年9月11日のキリンチャレンジ杯・コスタリカ戦(○3-0)でも右CKからヘディングシュートを決めたが、公式記録でオウンゴールに訂正されており、3年越しの待望弾となった。

 日本は後半31分、4人目の交代で山根に代わってDF室屋成(ハノーファー)を入れる。そして同32分、カウンターから古橋が中央突破を見せると、右ハーフスペースを駆け上がっていた浅野にパス。スピードに乗った浅野がGKとの1対1を冷静に制し、5点目を奪った。その後はやや攻め込まれる場面も続いた日本だったが、3バックの守備陣を中心に追加点を許さず。2次予選ラストマッチを5-1の圧勝で締め、最終予選に歩みを進めた。

(取材・文 竹内達也)
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