beacon

37歳ロッベンが引退を検討中…フローニンゲン幹部が明かす「近々方針を示すことになる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWアリエン・ロッベンが引退を検討中

 元オランダ代表FWアリエン・ロッベンは、2020-21シーズン限りで改めて引退することになるかもしれない。

 2019年夏にバイエルンで現役を引退するも、20-21シーズンに地元フローニンゲンで復帰を果たしたロッベン。だが、オランダ人レフティーは復帰後フィジカル面で万全の状態から程遠く、エールディビジ出場数はわずか「6」。リーグ戦出場時間も累計で173分に留まっている。

 そんな37歳のロッベンについて、フローニンゲンのスポーツディレクターであるマルク・ヤン・フレッデルス氏が、ともに引退を検討していると明かした。『RTVNoord』の番組内『50 jaar FC Groningen』で口にしている。その内容をオランダ版『ESPN』が伝えた。

「アリエンから今後について、近々方針を示すことになるだろう。現時点で私が言えることは、我々はそのことについて話し合っているということだ」

「彼もシーズンのスケジュールを終えてオフに入っているが、ベルナディエン(ロッベンの妻)とも一緒に考える機会があった。まだ彼は最終決断に至っていないようだがね」

 フレッデルス氏はロッベンの心情に理解を示しつつ、「アリエンは心からフットボールを愛していて、まだピッチに立ちたいという意欲もあるんだ。そして、満員のスタジアムで今一度プレーしたいという夢があるんだよ。もちろん彼は年齢を重ね、体の痛みを多く抱えていることも理解している。だからこそ、彼にとって今後の方針を決めることはとても重い決断になるだろう」と発言。名FWの現状に理解を示しつつ、結論を導き出すまでもう少し時間がかかると説いた。

 フローニンゲンとの契約は2021年6月限りとなっている37歳ロッベン。再びスパイクを脱ぐのか、それとも現役続行となるのか、間もなくその決断を示すことになりそうだ。

●オランダ・エールディビジ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP