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マルセロかグティエレスか…レアル・マドリー、左SBの決断はアンチェロッティの手に委ねる

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レアル・マドリー指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリー指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督だが、左サイドバックについての決断を迫られている。『Goal』の取材で明らかとなった。

 ジネディーヌ・ジダン前監督の退任に伴い、6年ぶりにレアル・マドリーへ復帰したアンチェロッティ監督。クラブは新シーズンに向けてスカッドの整理を進めており、16日には主将セルヒオ・ラモスの退団が決定した。

 そして、指揮官は新たに左サイドバックについて決断を迫られていることが『Goal』の取材で分かった。現在同ポジションではフェルラン・メンディがレギュラーを務めているが、マルセロミゲル・グティエレスについて最終的な判断を下すことになる。

 19歳のグティエレスは4月にトップチームデビューを果たしたばかりだが、印象的な活躍を見せており、クラブ側もスター選手になれると確信。昨夏や今年1月のオファーは拒否していた。しかし、マルセロの存在によって来季の立場が不透明になっている。

 レアル・マドリー側は新シーズン開幕前にマルセロの放出を希望しているが、高額な年俸とクラブ内での地位によって困難な状況。契約も1年残っており、本人も残留を希望している。そのため、グティエレスの出場機会に不安が残っているようだ。

 グティエレス本人はポジション獲得に自信があることをアンチェロッティ監督に伝えるようだが、最終的な判断は指揮官によるものに。カスティージャとトップチーム交互にプレーするか、スペイン他クラブへレンタルするか、トップチームに固定されるか、3つの選択肢が浮上。遅くともプレシーズン中に判断することになりそうだ。

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