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デ・ブライネが告白「顔の左側の感覚がない」「恐いことは…」

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負傷明けのMFケビン・デ・ブライネ

 ベルギー代表のMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)が負傷の影響で顔の左側の感覚がないことを明らかにした。イギリス『ザ・サン』が伝えている。

 デ・ブライネは5月29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のチェルシー戦(●0-1)でDFアントニオ・リュディガーと激突し、鼻骨と左眼窩を骨折。EURO2020への出場も危ぶまれたが、軽度の手術に踏み切り、大会に間に合わせた。

 12日のグループB第1節・ロシア代表戦(○3-0)を欠場したデ・ブライネは、17日の第2節・デンマーク代表戦(○2-1)で0-1の後半開始から途中出場。1ゴール1アシストの活躍で逆転勝利をもたらし、2連勝での決勝トーナメント進出に貢献した。

 負傷明けとは思えないプレーを見せたが、試合後にまだ後遺症に悩まされていることを打ち明けている。

「歯医者に行った後のように、(顔の)左側に何も感じないんだ。僕の神経は非常にひどい影響を受けており、6か月かかる可能性もある。気持ちのいいものではないが、一番大切なのはプレーできるこだ」

「この2か月間は小さな怪我でアップダウンを繰り返していた。鼻と眼窩の骨折の後は、ちょっとした待機時間があった」

「(デンマーク戦では)30分ほどはとてもいい緊張感にあったが、その後に痛みを感じた。でも、プレーできたことを嬉しく思う」

 すでにグループリーグ突破を決めているベルギーは、21日の最終節でフィンランド代表と対戦する。

 早期復帰を喜びつつ、抱える不安も認めたデ・ブライネは「デュエルでは頭から行くのが恐いこともあるが、それは普通のことだ。チームの役に立てたことは嬉しい。90分間プレーする準備はできているかって? 分からない。僕の体がどう反応するかを見て、フィンランド戦の後に判断する必要がある。もう僕たちは予選を通過しているので、僕の体がどう反応するかを見ることができる」と付け加えた。

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