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手術を終えたエリクセンが無事退院「仲間と再会できて本当に嬉しかった」

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MFクリスティアン・エリクセンが退院

 デンマークサッカー協会(DBU)は18日、デンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセン(インテル)が無事に退院したことを発表した。同日に代表チームを訪問したのち、家族と一緒に自宅へ帰ったことも併せて報告している。

 エリクセンは12日に行われた欧州選手権(EURO2020)のグループリーグ第1節・フィンランド代表戦(●0-1)の試合中に意識を失って倒れ、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けた。その後、ストレッチャーに乗せられて救急搬送。すぐに意識は取り戻したが、そのまま入院し、17日には心臓の動きを監視する植え込み型除細動器(ICD)を取り付ける手術を実施することが発表されていた。

 DBUの声明の中でエリクセンは「たくさんのメッセージをありがとう。それを見て信じられないような気持ちになったよ」とファンに感謝。「手術はうまくいったし、この状況でも僕は元気にしている」と伝え、「昨夜(17日)の素晴らしい試合の後、チームメイトたちと再会できたのは本当に嬉しかった。言うまでもなく、月曜日(21日)のロシア戦でも彼らを応援する」と仲間にエールを送った。

 デンマークは17日の第2節・ベルギー代表戦(●1-2)を落とし、ここまで2戦2敗。21日の第3節ではロシア代表と対戦する。エリクセンの思いに応え、今大会初白星を飾ることはできるだろうか。

●EURO2020特集

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