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迫力満点のブラジル三重奏! FC東京が横浜FCを破って3戦ぶり白星

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FC東京が横浜FCに1-0で勝利

[6.19 J1第18節 横浜FC 0-1 FC東京 ニッパツ]

 J1第18節が19日に行われ、12位FC東京は敵地で最下位横浜FCに1-0で勝利した。前半31分に生まれたFWアダイウトンのゴールが決勝点。5月22日の第15節・G大阪戦(○1-0)以来、3試合ぶりの白星をつかんだ。

 日本代表の森保一監督が視察する中、FC東京は代表帰りのDF小川諒也やFW田川亨介をベンチに置き、左サイドバックとしてDFバングーナガンデ佳史扶を今季初めてスタメン起用。そのバングーナガンデやアダイウトンがいる左サイドを軸に序盤からゴールに迫る。

 一方、勝利から遠ざかる横浜FCは、2シャドーのMF松浦拓弥とFWジャーメイン良の鋭い動き出しやFWクレーベの高さを生かし、何度か惜しいシーンを作るが、先制したのはFC東京だった。

 前半31分、カウンターから左サイドのアダイウトンが前方のFWレアンドロにつなぎ、レアンドロはキープからPA内左にスルーパス。中央から流れて受けたFWディエゴ・オリヴェイラが振り向きざまに折り返すと、インナーラップしたアダイウトンがワントラップから右足でシュートを放ち、GK六反勇治の股を抜いたボールがネットを揺らした。

 ブラジル人トリオの活躍でリードして折り返したFC東京は、ハーフタイム明けから右サイドバックのDF中村拓海を下げ、同ポジションに小川を投入。横浜FCもキャプテンのDF田代真一に代え、DF袴田裕太郎をピッチに送り出した。

 後半の立ち上がりもFC東京が攻勢に出る中、後半11分に横浜FCのジャーメインが左足で打ったシュートがPA内のMF東慶悟に当たり、ハンドでPK判定となる。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックの結果、手ではなく足に当たっていたとしてPKは取り消された。

 失点のピンチを免れたFC東京は後半26分に田川とFW永井謙佑を送り込み、同点を目指す相手の反撃をけん制。横浜FCは同41分にMF中村俊輔を投入したが、最後までチャンスを仕留め切れずに0-1でタイムアップを迎え、3連敗で5戦未勝利(1分4敗)となった。

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