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2位磐田が怒涛の6戦連続完封で連勝継続! 外国人1トップを互いに据えた千葉とのミラーゲーム制す

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[6.19 J2第19節 磐田1-0千葉 ヤマハ]

 J2リーグは19日に第19節を行った。ジュビロ磐田ジェフユナイテッド千葉の対戦は、磐田が1-0で勝利。クラブ史上最長の完封記録を6試合に伸ばし、6連勝とした。

 クラブ最長の5試合連続完封で5連勝中の磐田は、首位・京都サンガF.C.と同勝ち点で2位に浮上。3-4-2-1の布陣で、前節から先発メンバーの変更はない。GK三浦龍輝がゴールを守り、3バックはDF森岡陸、DF大井健太郎、DF伊藤洋輝。ボランチ2枚は、前節にJリーグ初となる通算700試合出場を達成したMF遠藤保仁と、MF山本康裕を並べる。右WBはMF鈴木雄斗、左WBはMF松本昌也。2シャドーはMF山田大記とFW大津祐樹で、1トップはFWルキアンが務める。

 一方、6試合無敗だった千葉は前節・東京ヴェルディ戦を0ー1で落とし、7試合ぶりに黒星を喫した。こちらも同様に3-4-2-1の布陣で、前節からスタメン変更なし。守備陣はGK新井章太、3バックにDF岡野洵、DFチャン・ミンギュ、DF鈴木大輔が並ぶ。ボランチ2枚はMF田口泰士とMF小林祐介。右WBはDF安田理大、左WBはDF小田逸稀を配置。2シャドーはFW船山貴之とMF見木友哉で、1トップはFWサウダーニャとなった。

 雨が降る中で行われた、両者3-4-2-1の布陣を敷いたミラーゲーム。磐田はルキアン、千葉はサウダーニャという強力な外国人FWを最前線に据え、両者が攻撃を仕掛ける。

 徐々にペースを握ったのは千葉。前半30分には、中盤でパスを受けた船山が振り向きざまに右足シュートを放ち、クロスバーに直撃させる。同36分にはサウダーニャが右サイド突破から折り返し、見木がPA中央から右足シュート。しかし、ゴール枠外に逸れていった。

 決定機を作れなかった磐田だが、前半アディショナルタイムにチャンスを掴む。大津が右サイドでボールを持ち、近くの鈴木雄にパス。鈴木雄が右サイドライン際から大きくクロスを放つと、PA中央に待ち構えた山田が胸トラップから右足シュートを叩き込む。ゴール左に突き刺し、10試合ぶりのゴールで先制点を奪ってみせた。

 失点を喫した千葉は、後半開始から攻勢を強める。後半2分には右サイドから岡野がロングスロー。ニアサイドに詰めた鈴木大がワンタッチで合わせるが、ゴール右外に外れた。一方、磐田も追加点を狙う。同16分には左サイドの山田から鋭いグラウンダーのクロス。PA中央の大津が収め、コースを狙ったシュートを放つが、惜しくもゴール左外に逸れた。

 磐田守備陣は、前半に猛威を振るった千葉の1トップ・サウダーニャを封印。後半19分には大卒ルーキー・森岡が体を張り、ボールからサウダーニャをはがしてみせた。31分には、大井がサウダーニャの左サイド突破をスライディングタックルで防いだ。

 磐田は後半32分に2枚の交代カードを切る。遠藤と大津を下げ、MF今野泰幸とMF大森晃太郎を入れる。同36分にはルキアンに代えて、FW小川航基を投入した。一方、千葉も田口、岡野、小田とピッチから下げ、MF熊谷アンドリュー、DF新井一耀、MF高橋壱晟を入れるが、流れを変えることはできない。

 終了間際、千葉はチャン・ミンギュが決定機阻止でレッドカード。最後までゴールを守り切った磐田が1-0で怒涛の6連勝。首位・京都と同勝ち点のまま、2位をキープしている。

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