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2戦連続ドローのスペイン、L・エンリケ「感覚的には良くない。もっと優位に立てると思った」

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ルイス・エンリケ監督が試合を振り返る

 19日に行われたEURO2020のグループE第2節、スペイン代表ポーランド代表と1-1で引き分けた。ルイス・エンリケ監督は試合後、スウェーデン戦に続くドローに「感覚的に良くはない」との感想を述べている。

 スペインは前半にFWアルバロ・モラタのゴールで先制するも、後半にFWロベルト・レバンドフスキのゴールを許して同点に追い付かれると、その後FWジェラール・モレノがPKを失敗するなど決定機を逸し続けて勝ち点1を獲得するにとどまった。現在グループE3位と、ベスト16進出に黄信号が灯っている。

 スペイン『テレ・シンコ』とのインタビューに応じたルイス・エンリケ監督は、自チームのパフォーマンスについて手応えを感じられていない様子だった。

「もう一度試合を見て、深い分析がしたくてしょうがない。感覚的に良くないのは確かだ。おそらく、私たちの方が優勢だったが、しかし明確な勝利を手にするには十分ではなかった。彼らはとても勇敢に前からプレッシングを仕掛けてきた。多くのチャンスを生み出したわけではなかったが、それでもゴールを決めている」

「私はもっと優位に立って、より多くのチャンスを生み出せることを期待していた。結果がポジティブではないときには、より深い分析が必要となる」

 スペインは後半、G・モレノやMFコケを下げた後にパフォーマンスが落ち込んでしまった。

「交代で入った選手たちがより貢献してくれることを期待していた。が、相手の方が良いプレーを見せるために尽力していた」

 この試合では1得点を決めながら、再び決定機を逸する場面も目についたモラタについては、次のように語っている。

「モラタは今日も素晴らしいプレーを何度も見せていた。ゴールは副次的なことに過ぎない。悲しむべきは、私たちがそのゴールはもっと決められなかったことだ。今日は相手も良い結果を得るにふさわしかった」

「私たちがすべきはプレーの改善、試合に勝利することだ。次戦でその期待にかなうようにしたい」

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