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レアル・マドリー、選手放出で209億円確保を画策か…久保建英は再レンタル濃厚?

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久保建英は再レンタルか

 レアル・マドリーは、今夏の選手放出で1億6000万ユーロ(約209億円)の資金を確保しようとしているようだ。スペイン『ABC』が伝えた。

 今シーズンは無冠に終わり、新たに迎えたカルロ・アンチェロッティ監督の下で再建を図るレアル・マドリー。しかし、新型コロナウイルス感染拡大による財政的ダメージは深刻なようで、『ABC』は選手給与1億ユーロ(約131億円)分の削減、そして選手放出で1億6000万ユーロの資金を確保するつもりだと伝えている。すでにセルヒオ・ラモスと契約更新しなかったことで、2100万ユーロ(約27億円)を削減したようだ。

 そして、放出を検討する選手の目標移籍金も設定している模様。ラファエル・バランは7000万ユーロ(約91億円)、ルカ・ヨビッチは3500万ユーロ(約46億円)、ダニ・セバージョスは3000万ユーロ(約39億円)を要求するようだ。また、イスコは2500万ユーロ(約33億円)での売却を目指し、アルバロ・オドリオソラ、マリアーノ、ブラヒム・ディアスは2000万ユーロ(約26億円)のプライスタグを設定したという。

 その一方で、ガレス・ベイルとマルセロに関してはフリーでの退団を認め、合わせて3700万ユーロ(約48億円)分の給与カットを画策しているようだ。両者は退団を拒否しているが、すでに来季プレーできないことは説明されており、移籍期間中に決断することになるという。また、ヘスス・バジェホは依然として不透明。久保建英については、再レンタルが濃厚なようだ。これら選手の整理により、1億6000万ユーロを確保するつもりであると『ABC』は伝えている。

 なおレアル・マドリーは、スカッド整理で得た資金+1億ユーロで選手獲得に動く模様。キリアン・ムバッペ(パリSG)やアーリング・ハーランド(ドルトムント)、ジュール・クンデ(セビージャ)、パウ・トーレス(ビジャレアル)らが獲得候補に挙がっているようだ。

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