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ケインのマンC移籍に様々な障害?トッテナム会長は引き留めの決意を固めたとも

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FWハリー・ケインの今夏移籍は難しい?

 トッテナム退団を望んでいるとされるFWハリー・ケインだが、今夏の移籍実現は簡単に行かないようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで得点王&アシスト王に輝いたケイン。これまで長くリーグトップストライカーとして活躍してきたが、未だビッグタイトルはなし。度々タイトル獲得への意欲を公言してきたが、先日には「クラブとしなければいけない話し合いがある。これまでのキャリアを振り返り、現在地を把握し、会長と良い真剣な対話をしなければいけないときだ」と、移籍希望を示唆している。

 しかし、移籍は簡単にはいかないようだ。『テレグラフ』によると、トッテナムのダニエル・レビィ会長は今夏ケインを引き留める意思を固めたという。一部ではクラブと選手サイド間に紳士協定が結ばれているとも報じられたが、売却を迫るような書面もなく、会長は放出しない決意を固めたようだ。

 なお、これまでケインの移籍先としてマンチェスター・シティが最有力と報じられてきた。同メディアによると、セルヒオ・アグエロ退団後にストライカーを探すジョゼップ・グアルディオラ監督も歓迎しているようだ。選手も加入に前向きだという。

 だが、マンチェスター・C側は移籍市場の最終日まで交渉することには消極的な模様。これまでレビィ会長は、ルカ・モドリッチやガレス・ベイル売却時には移籍市場最終日まで交渉を続けてきた過去があり、マンチェスター・Cが撤退する可能性も考えられるようだ。さらに、同クラブはアストン・ビラMFジャック・グリーリッシュを狙っており、こちらも高額な移籍金が予想されるが、ケインの交渉よりはスムーズにいくという。そのため、ケインのマンチェスター・C移籍には様々な困難が予想されると『テレグラフ』は伝えている。

 また、ケインの市場評価額は1億ポンド(約152億円)をはるかに超えるため、獲得できるクラブは限られているとのこと。マンチェスター・ユナイテッドも関心を持っているが、当面の優先はドルトムントFWジェイドン・サンチョになるようだ。

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