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シーズン6位からの下剋上昇格! 逆転でPO制したラージョが3季ぶりラ・リーガ1部へ

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ラージョが逆転でプレーオフを制した

[6.20 ラ・リーガ昇格PO決勝 ジローナ0-2ラージョ]

 ラ・リーガ昇格プレーオフは20日、決勝第2戦を行い、ラージョジローナを2-0で破った。ホームでの第1戦は1-2で敗れていたが、前半のうちに2ゴールを奪って逆転し、合計スコア3-2で勝利。レギュラーシーズン6位から見事な下剋上を果たし、3シーズンぶりの1部昇格を決めた。

 レギュラーシーズン5位のジローナと6位のラージョによるプレーオフ決勝。第1戦はアウェーのジローナが2-1で勝利し、優位に立った形で運命の第2戦に臨んだ。

 ところが先手を取ったのはラージョ立った。前半7分、DFエミリアーノ・ベラスケスのロングフィードが最終ライン裏に送り込まれると、抜け出したFWアルバロ・ガルシアがGKと1対1のチャンス。見事なループシュートで先制点を奪った。

 合計スコアでは2-2で並んだが、アウェーゴールでは依然としてジローナ優勢。それでも前半アディショナルタイム1分、ラージョは中盤でMFオスカル・トレホがボールを奪うと、左サイドに展開し、A・ガルシアが敵陣深くをえぐる。そして折り返しに反応したのはO・トレホ。相手に詰められながらも右足で押し込み、ついに逆転に成功した。

 ラージョは後半11分、相手のクサビのパスに反応したE・ベラスケスがアフタータックルを犯し、2枚目のイエローカードで退場。残り30分間以上を10人で戦うことになった。だが、その後もFWクリスティアン・ストゥアーニらに仕事をさせず、ジローナの攻撃をシャットアウト。2-0で勝利し、敵地で歓喜の時を迎えた。

 ラ・リーガ2部ではすでにエスパニョール、マジョルカの自動昇格が決定。3枠目にはレギュラーシーズン6位のラージョが滑り込んだ。

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