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ドイツ代表がUEFAからの“ある調査”を報告…結果は「正当な理由」とおとがめなし

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虹色の腕章を着用するドイツ代表のGKマヌエル・ノイアー

 ドイツ代表は21日、欧州サッカー連盟(UEFA)からある調査を受けていたことを公式ツイッター上(@DFB_Team)で明らかにした。

 ドイツ代表は、今月11日に開幕した欧州選手権(EURO2020)に参加している。グループリーグF組を戦い、15日に行われたフランス戦を0-1で落としたが、19日のポルトガル戦で4-2の勝利。現在、1勝1敗でグループリーグ2位となっている。

 今回の調査の発端となったのは、この2試合で先発フル出場した主将のGKマヌエル・ノイアーがレインボーカラーのキャプテンマークを着用していたことだ。イギリス『スカイスポーツ』によると、この腕章は「LGBTQ+」コミュニティへの連帯を示すもので、UEFAが政治的発言に関する規則に違反していないかと問題視していたようだ。

 それでも、UEFAの調査結果はおとがめなし。ドイツ代表は公式ツイッターで「UEFAは本日、マヌエル・ノイアーが着用しているレインボーのキャプテンマークについて調査を中止したことをドイツサッカー連盟と共有した」と報告。「手紙の中で、腕章は多様性のためのチームのシンボルとして『正当な理由』と評価されている」と明らかにした。

 ドイツは23日にミュンヘンで行われるグループリーグ最終戦でハンガリーと対戦する。英メディアによれば、ドイツはこの試合でスタジアムをレインボーカラーに照らすことも検討しているという。

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