beacon

昌平に続いて武南も撃破した正智深谷が、5試合連続となる1-0の勝利で全国切符!

このエントリーをはてなブックマークに追加

正智深谷高山口陽生(11番)の決勝弾に歓喜の輪を作る

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)埼玉県予選決勝が23日に行われ、正智深谷高が5試合連続となる1-0のスコアで武南高を振り切り、堂々の埼玉制覇を達成。7大会ぶり3回目のインターハイ出場を勝ち獲っている。

 立ち上がりから攻勢に出たのは武南。前半10分には左WBの加藤天尋が上げたクロスに、右WBの重信有佑が決定的ボレー。ここは正智深谷のGK小櫃政儀のファインセーブに阻まれるも、両ウイングバック同士のダイナミックなアタックで、好機を創出する。

 ところが、23分に生まれたゴラッソは正智深谷。ピッチ中央でパスを受けた山口陽生は、ゴールまで約40メートルの位置からロングシュートを敢行。GKの頭上を鮮やかに破ったボールは、ゴールネットへ突き刺さる。悩めるストライカーのインターハイ予選初ゴール。正智深谷が今大会初めて前半に先制する。

 後半は1点を追い掛ける武南も、交代カードを切りながら、懸命にチャンスを作り続けるも、CBの森下巧小屋結世を中心に、正智深谷は4戦連続無失点のディフェンス陣が粘り強く対応。後半40+1分には、武南の水野将人が強烈なヘディングを放つも、小櫃がファインセーブで凌ぎ切り、タイムアップ。正智深谷が日本代表のオナイウ阿道(横浜F・マリノス)を擁して全国4強まで進出した13年以来となる、3回目の夏の全国へと勝ち上がった。

【埼玉】
[決勝](6月23日)
正智深谷高 1-0 武南高
●【特設】高校総体2021

TOP