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ブラジルは後半AT10分で大逆転勝利! コロンビアの豪快先制弾で7戦ぶり失点も粘り勝ち

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FWロベルト・フィルミーノが同点ゴール

[6.23 コパ・アメリカGL第4節 ブラジル2-1コロンビア リオデジャネイロ]

 コパ・アメリカのグループB第4節が23日に行われた。ブラジル代表コロンビア代表の対戦は、ブラジルが2-1で勝利した。

 すでにグループリーグ突破を決めている首位ブラジルは、2位コロンビアと対戦。ここまで2試合を完封勝利で収めてきた前回王者だが、前半10分に失点を喫する。

 コロンビアはFWドゥバン・サパタがPA手前から右サイドに展開。MFフアン・クアドラードが精度の高いクロスを上げると、ファーサイドのFWルイス・ディアスが足を高く上げて右足バイシクルシュートを放つ。ジャストミートの鋭い弾道がゴールに突き刺さり、今大会初めて王者から得点を奪ってみせた。

 コロンビアは堅い守備でブラジルの攻撃を封印。前半を1-0で折り返す。ブラジルは公式戦7試合ぶりの失点。データサイト『opta』によると、前半でリードを許した状態で折り返すのは、2019年11月のアルゼンチン戦以来となった。

 追いかけるブラジルはハーフタイムでMFエベルトン・リベイロを下げ、FWロベルト・フィルミーノを投入。後半11分にはFWネイマールが中盤から右足シュートを放つが、ゴール右外に外れる。

 さらにブラジルは後半21分、細かいパスワークから決定機。フィルミーノがPA中央にヒールパスを出すと、ネイマールが反応。GKダビド・オスピナをかわし、角度のないところからシュートを放つが、ゴール右ポストを叩き、ゴールとはならなかった。

 しかし、ブラジルは後半33分に待望の同点ゴール。ネイマールのキックが主審に当たるも、プレーは続く。MFルーカス・パケタが左サイドにパスを流し、DFレナン・ロディが左足でクロスを放つ。PA中央のフィルミーノが頭で流し込み、1-1で試合を振り出しに戻した。

 得点の直前のプレーで主審に当たったにもかかわらず、プレーが止まらなかったことにコロンビアが抗議。しかし、主審は判定を覆さず、ブラジルの得点を認めた。

 抗議の時間も考慮され、後半アディショナルタイムは10分に。すると、ブラジルは後半アディショナルタイム10分過ぎに試合を動かす。ネイマールの右CKをMFカゼミーロが頭で押し込んだ。

 ブラジルは3連勝を達成。敗れたコロンビアは今節で最終戦となるが、他チームの直接対決で争われるため、4位以上が確定。グループリーグ突破が決まっている。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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