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スペイン代表指揮官L・エンリケ「クロアチアにはモドリッチがいる」ラウンド16の相手を警戒

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スペイン代表のルイス・エンリケ監督

 スペイン代表指揮官ルイス・エンリケが、ラウンド16の戦いに向けて意欲を示している。

 現地時間23日に行われたEURO2020、グループE第3節スペインvsスロバキアは5-0の大差で決着した。前節まで2分けで早期敗退の危機に瀕していたスペインは、最終節の勝利によって勝ち点を5に伸ばし、2位での勝ち抜けを決めた。

 前半12分にはアルバロ・モラタがPKのチャンスを逸する場面もあったが、指揮官は「私がキッカーを決めていて、今日はアルバロに任せた。だが運がなかったね。そういう時もある。彼はここから持ち直し、自信を取り戻してほしい」と教え子を擁護している。『AS』がその言葉を伝えた。

 また、新型コロナウイルスからの回復が確認され、戦列復帰となったセルジ・ブスケツについては次のように賛辞を贈った。

「彼の組み立ては本当に素晴らしかった。チームのことを熟知していて、主将としての仕事ぶりも完璧だ。人物としても並外れている。確かに感染症で悪い時期を過ごしたかもしれないが、彼が万全なら復帰は妥当な決断だった」

 ラウンド16ではD組2位通過のクロアチアと戦うことが決まったスペイン。ロシア・ワールドカップ準優勝国については「とても複雑な戦いになるだろう」と警戒心を示している。

「もちろん気を抜くことは許されない。クロアチアには素晴らしい戦いぶりを見せる、(ルカ)モドリッチがいる。とてもハイレベルな相手だね。これから(開催地の)デンマークへ向かうことになる。ラウンド16からは簡単に勝てる相手なんていない」

 決勝トーナメント1回戦、スペインvsクロアチアは現地時間28日にキックオフとなる。

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