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UEFAが重大発表!! 2021-22シーズンからアウェーゴール廃止へ

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2021-22シーズンからUEFAのクラブチームが参加するすべての大会でアウェーゴールを廃止すると発表した。導入が始まった1965年以降、勝ち抜けチームの決定において大きなカギを握っていたレギュレーションに大規模な見直しが行われるようだ。

 UEFA主催の大会ではこれまで、ホーム&アウェー方式の試合において両チームの2試合合計スコアが同じだった場合、アウェーゴールを多く獲得したチームが次のラウンドに進んでいた。アウェーゴールの廃止後は、同点だった場合は第2戦で15分ハーフの延長戦を行い、それでも同点の場合はPK戦が行われるという。

 UEFAによると1970年半ば以降、ホームゲームとアウェーゲームの格差は徐々に縮小しているという。男子の試合ではホームゲームの勝率が61%から47%に減少しているのに対し、アウェーゲームの勝率は19%から30%に増加。また1試合あたりの平均ゴール数もホームゲームで2.02から1.58に減少し、アウェーゲームでは0.95から1.15に増加していることが分かった。

 UEFAはこうした傾向が生じた背景に、ピッチコンディションの向上やピッチサイズの標準化、ゴールラインテクノロジーやビデオアシスタントレフェリーなどテクノロジーの登場、TV放送試合の拡大、遠征手段の快適化、過密日程、競技形式の変更などが挙げられるとしている。

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