浦和レッズは25日、柏レイソルからMF江坂任(29)が完全移籍で加入することで合意したと発表した。背番号は33に決定している。

　兵庫県出身の江坂は神戸弘陵高から流通経済大を経て、2015年に群馬へ加入した。同シーズンはJ2リーグ戦全42試合に出場し、チーム1位の13得点を記録。プロ1年目にブレイクを果たし、翌2016年に当時J1の大宮へ完全移籍した。J1の舞台でもコンスタントに出場と得点を重ね、2018年には柏へ。10番を背負って活躍し、今年3月には日本代表デビューを飾った。

　江坂は浦和のクラブ公式サイトを通じ、「レッズの掲げる目標を達成するために自分に課せられるタスクを結果で示していきたいと思っております」とコメントしている。

　柏のクラブ公式サイト上では「色々な声があるかと思いますが、このタイミングでチームを離れることは僕自身、正直想像もしていませんでした。やり残したことは山ほどあります。しかし、これまでプロを目指して、そして高みを目指して選択、決断してきた自分を振り返ると今がその時なのかなと感じました」と経緯を説明し、「レイソルのファン・サポーターの皆様、関係者の皆様。これまで3年半本当にお世話になりました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF江坂任
(えさか・あたる)
■生年月日
1992年5月31日(29歳)
■出身地
兵庫県
■身長/体重
175cm/67kg
■経歴
ウッディSC-ゆりのき台中-神戸弘陵高-流通経済大-群馬-大宮-柏
■出場歴
J1リーグ:146試合35得点
J2リーグ:80試合24得点
カップ戦:25試合6得点
天皇杯:10試合4得点
ACL:5試合1得点

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