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柿谷弾丸ミドル&マテウス2発で名古屋が2連勝!!韓国・浦項に快勝

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[6.25 ACLグループG第2節 名古屋3-0浦項 バンコク]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第2戦で韓国の浦項スティーラーズと対戦した名古屋グランパスが3-0で勝利し、2連勝を飾った。第3節は28日で、タイのラチャブリFCと対戦する。

 9年ぶりとACL参戦となる名古屋は22日の初戦でジョホール(マレーシア)に1-0で勝利。内容面にはやや不満を残したが、ピッチコンディションや気温を考えれば、勝ち点3を積み上げた結果は評価に値する。中2日で迎える一戦でグループ内の最大のライバルとみられる浦項を叩いて、決勝トーナメントへ前進したいところだ。

 名古屋は初戦から5人を入れ替え。FW柿谷曜一朗、FW齋藤学、FW前田直輝と攻撃陣3枚をすべて変更。中盤ではMF長澤和輝を先発させ、MF稲垣祥、MF米本拓司との3ボランチにシステムを変えて、開幕2連勝を目指した。

 試合は名古屋が序盤から優位に進めた。特に齋藤の好調ぶりが目立ち、前半12分には柿谷からボールを受けた齋藤が、左サイドからドリブルで突破。エリア内に入り角度のない所から右足を振り抜くと、シュートは惜しくもクロスバーを叩いたが、相手の脅威になり続けた。

 スコアが動いたのは前半34分、名古屋は齋藤が中央を持ち上がると、柿谷に預ける。DFを背負っていた柿谷だが、エリア手前で反転しながらシュートコースを作ると、右足を一閃。弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さり、今季の名古屋の堅守を考えれば、“勝利”を意味するに等しい先制点を奪った。

 後半開始と同時に浦項が3枚替えを行ったことで試合も落ち着き出すが、同10分に名古屋も一気の3枚替え。ベンチスタートさせていたFWマテウスやFW相馬勇紀を入れて再び攻撃の活性化を目指す。すると後半20分、柿谷が出したパスからFW山崎凌吾がシュート。これが相手のハンドを誘発し、名古屋がPKを獲得する。

 マテウスが蹴ったPKは相手GKにコースを読まれたが、勢いが勝り、ゴールネットが揺れる。さらにPKを獲得した場面でハンドしたDFシン・グアンフンが2枚目のイエローカードで退場。数的優位にもなった名古屋は、後半37分に柿谷のポストからマテウスがゴール前に侵入。エリア手前からDFの股を抜くシュートを放つと、ボールは右ポストを叩きながらゴールネットに収まった。

 3-0で快勝した名古屋は開幕2連勝。気をつけたいのは2枚で次戦出場停止となるイエローカードだが、この日はDF吉田豊と長澤の2人が1枚ずつ。初戦では稲垣、米本、山崎が貰っているだけに、今後の戦いは考えると一気に出場停止となることを避けながらの戦いにもなりそうだ。

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