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元仏代表DF、後輩ポグバの課題を指摘「一貫性が欠如している。真価が発揮されていない」

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マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバについて、クラブOBであり、代表の先輩でもあるミカエル・シルべストル氏が問題点を指摘している。

シルベストル氏は『Ladbrokes』に対して「彼は一貫性が欠如している」と、高く評価しながらも好不調の波が激しいと主張した。

「ポグバは万全の状態でメンタルも好調なら、別の世界のプレーヤーであるかのような活躍を見せる。だが、それを継続させるのがとても難しいという一面があるね」

「彼がワールドクラスのプレーヤーであることは疑いようがない。だけど、それを3日ごとに繰り返すことができるかどうかがポイントなんだ。現時点で彼はそれをこなせる選手かどうか不明瞭だ。正直なところ、真価が発揮されていない」

続けて元フランス代表DFは、「もちろん彼のプレーをいつも楽しみにしているよ。だけど最近は負傷離脱もあったし、クラブや代表で常時プレーできない状況でもあった。メンタル的にイライラしている原因として、彼自身が毎試合万全の状態でないからという理由もあると思う」と発言。ポグバの才能を高く評価しつつも、それが十分に引き出されていないと説いた。

「その理由が心理的なものなのか、肉体的なものなのかは私にはわからない。ただ、私はマンチェスター・Uのサポーターであり、フランス代表のサポーターでもある。それだけに誰よりもポグバの躍進を願っているんだ」

ポグバは20-21シーズン、離脱期間がありながらもリーグ戦26試合に出場し、3ゴール5アシストの成績を残している。一時はレアル・マドリーやユベントスの移籍がうわさされていたものの、本人が2022年6月以降の新契約締結に前向きな姿勢を見せているとも伝えられている。

シルベストル氏は、トップフォームのパフォーマンスを維持できていない点がポグバの課題だと指摘しつつ、後輩のさらなる飛躍を心待ちにしているようだ。
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