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“前線で電撃を、後方で輝きを” 2度目MOMの伊DFスピナッツォーラに脚光「キャリア最高の出来だ」

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DFレオナルド・スピナッツォーラが2度目のMOM受賞

 イタリア代表は26日のEURO2020決勝トーナメント1回戦でオーストリア代表に2-1の勝利。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には得点者2名ではなく、DFレオナルド・スピナッツォーラが輝いた。

 グループリーグを全勝で通過したイタリアは、決勝トーナメント1回戦でオーストリアと対戦。しかし、0-0で90分を終えると延長戦に突入。途中出場のMFフェデリコ・キエーザとMFマッテオ・ペッシーナが得点を決め、2-1でベスト8進出を決めた。

 この試合の大会公式MOMに選出されたのは、得点者2名ではなく、スピナッツォーラとなった。今大会ではグループリーグ第1節、第2節とフル出場し、第1節でもMOMを受賞。単騎で突破できる攻撃力で左FWロレンツォ・インシーニェとの左サイドアタックに厚みを加え、豊富な運動量で120分間を走り抜いた。欧州サッカー連盟(UEFA)のツイッターでは、その活躍に「前線で電撃を、後方では輝きを放った」と評価を伝えた。

 28歳のローマDFは今大会の活躍でレアル・マドリー移籍の可能性も急浮上。『スカイスポーツ』のインタビューでは、自身のプレーの出来に満足を示している。

「みんなで落ち着くように言い合ったんだ。最後の詰めは明快にいこうとね。フィジカルが強いチームであり、難しい場面が多かったが、ボールを捉えることができてよかった」

「キャリア最高の瞬間を迎えているね。最も重要な大会で、一番いいサッカーができている。すごく幸せだよ」

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