ベルギー代表DF「我々は日本代表戦を忘れない。あの試合はほとんど負けていた」
EURO2020の決勝トーナメント1回戦2日目が27日に開催。ベルギー代表のDFトビー・アルデルワイレルトが前日会見でポルトガル代表の印象を語った。『UEFA.com』が伝えている。
加速度的に盛り上がりを見せるEUROは、決勝トーナメントでビッグマッチが目白押し。そのひとつはFIFAランク首位のベルギーと前回王者・ポルトガルの一戦だろう。ベルギーはグループリーグ3連勝で首位通過。負傷していたMFケビン・デ・ブライネも調子を上げ、不安要素はほとんどなくなっている。一方、ポルトガルは“死の組”で1勝1敗1分で3位通過。しかし、FWクリスティアーノ・ロナウドは健在で、3試合連続ゴールを達成している。
ベルギーは前日会見を行い、アルデルワイレルトが出席した。圧倒的存在であるC・ロナウドの話題に触れ、「ロナウドを止める方法は何だと思いますか」と逆質問。「チームでやらなくては。それがいつだって私たちの強みだ」と見解を示した。
その上で、C・ロナウド以外の選手にも注意を怠らない。前回大会以上にタレントが豊富なポルトガル。アルデルワイレルトは要注意人物に2選手の名前を挙げている。
「メディアがクリスティアーノに注目するのはわかる。だが、彼以外にもクオリティが高い選手は多い」
「MFベルナルド・シウバはその一人で、素晴らしい選手だ。そしてFWディオゴ・ジョタは過小評価するべきじゃない。他にもどこからでも得点を決められる選手がたくさんいるんだ。私たちは彼らを甘くなどは見ていない」
また、記者は死の組でハンガリーが敗退し、突破したチームがすべて強豪国だったことを語り、「対戦相手がハンガリーなら…」とその“不運”に触れる。すると、アルデルワイレルトはロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で日本代表に苦戦したことを引き合いに出し、その油断を禁じた。
「その質問は理解はできるが、正しいメンタリティではない。対戦相手に安堵していると、よからぬ油断が生まれることはある」
「私たちはあのロシアW杯で、日本代表にほとんど敗れていたようなものだ。彼らは下馬評では格下だったんだ」
「私たち次第なんだ。ポルトガルはタフな相手だ。だが、私たちもタフだ」
●EURO2020特集
加速度的に盛り上がりを見せるEUROは、決勝トーナメントでビッグマッチが目白押し。そのひとつはFIFAランク首位のベルギーと前回王者・ポルトガルの一戦だろう。ベルギーはグループリーグ3連勝で首位通過。負傷していたMFケビン・デ・ブライネも調子を上げ、不安要素はほとんどなくなっている。一方、ポルトガルは“死の組”で1勝1敗1分で3位通過。しかし、FWクリスティアーノ・ロナウドは健在で、3試合連続ゴールを達成している。
ベルギーは前日会見を行い、アルデルワイレルトが出席した。圧倒的存在であるC・ロナウドの話題に触れ、「ロナウドを止める方法は何だと思いますか」と逆質問。「チームでやらなくては。それがいつだって私たちの強みだ」と見解を示した。
その上で、C・ロナウド以外の選手にも注意を怠らない。前回大会以上にタレントが豊富なポルトガル。アルデルワイレルトは要注意人物に2選手の名前を挙げている。
「メディアがクリスティアーノに注目するのはわかる。だが、彼以外にもクオリティが高い選手は多い」
「MFベルナルド・シウバはその一人で、素晴らしい選手だ。そしてFWディオゴ・ジョタは過小評価するべきじゃない。他にもどこからでも得点を決められる選手がたくさんいるんだ。私たちは彼らを甘くなどは見ていない」
また、記者は死の組でハンガリーが敗退し、突破したチームがすべて強豪国だったことを語り、「対戦相手がハンガリーなら…」とその“不運”に触れる。すると、アルデルワイレルトはロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で日本代表に苦戦したことを引き合いに出し、その油断を禁じた。
「その質問は理解はできるが、正しいメンタリティではない。対戦相手に安堵していると、よからぬ油断が生まれることはある」
「私たちはあのロシアW杯で、日本代表にほとんど敗れていたようなものだ。彼らは下馬評では格下だったんだ」
「私たち次第なんだ。ポルトガルはタフな相手だ。だが、私たちもタフだ」
●EURO2020特集