トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、去就に関してクラブから連絡がないことを明かした。

　長年トッテナムのエースとして活躍し、世界最高のストライカーの1人とも評価されるケイン。今シーズンを含め得点王といった個人タイトルを獲得する同選手だが、チームタイトルは今だ皆無で、トロフィーに挑戦できるクラブへの移籍を今夏に熱望すると考えられている。

　そんな中、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが同選手の獲得に向けて1億ポンド(約153億円)のオファーを提示したと報じられるなど、去就に揺れる中、27歳のイングランド代表ストライカーは自身の現状について「個人的なことに関してクラブとは本当に何もない」と明かした。

　さらに、現在イングランド代表として参戦するEURO(ユーロ)2020のことだけに集中したいと強調した。

「外野からの声に困惑されてはいない。ここ(代表チーム)にいるとき、僕はチームメイトを助けたいし、このチームのリーダーだ。正直言って、本当に何も読んでいない。ノーメディア。何よりも重要なことは、チームとしてであり、トーナメントモードの今、他のことを取り除くことは簡単だ。この大会のことだけに集中しているし、今できることをするだけで、後悔したくはない」

---

●プレミアリーグ2020-21特集