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鹿島が“初物づくし”! J1史上初ホーム300勝、ピトゥカ加入後初弾、常本プロ初弾、エヴェラウドは今季リーグ初弾

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鹿島が4試合ぶりの白星

[6.27 J1第20節 鹿島4-0札幌 カシマ]

 J1リーグは27日に第20節を行った。鹿島アントラーズ北海道コンサドーレ札幌の対戦は、鹿島が4-0で勝利。J1史上初となるホーム通算300勝を達成した。

 4試合ぶりの白星を狙う鹿島は序盤からゴールを狙う。前半10分に左CKを得ると、MF荒木遼太郎が右足でキック。ファーサイドのDF犬飼智也がヘディングシュートで合わせ、先制ゴールを突き刺した。

 攻勢を強める鹿島は前半22分にも決定機。MF白崎凌兵のパスをFW土居聖真がワンタッチで最前線へ。反応した荒木がPA右まで走り、右足シュートを放つ。しかし、惜しくもゴール左外に外れた。

 一方、3連勝を目指す札幌もチャンスを作る。前半25分、MF高嶺朋樹のロングフィードは鹿島の最終ラインに阻まれるが、こぼれ球を拾ったMF青木亮太がPA左から左足シュート。しかし、飛び出したGK沖悠哉にセーブされた。

 再び鹿島がゴールに迫る。前半32分、DF杉岡大暉が左サイドから鋭いクロス。土居がヘディングシュートで合わせるが、ボールは地面を強く叩いて、ゴール上に外れていった。

 互いに決定機を作りつつ、前半は鹿島が1-0のリードで折り返す。

 拮抗状態でスコアを動かしたのは再び鹿島。後半3分、GK菅野孝憲のロングフィードを、犬飼が最終ラインからヘディングではじき返す。最前線に飛んだボールを、FWエヴェラウドが胸トラップでポストプレー。拾ったMFディエゴ・ピトゥカがそのままPA内に入り込み、ゴール左に流し込んだ。

 追いかける札幌は後半11分にMF荒野拓馬と高嶺を下げ、FWドウグラス・オリヴェイラとMF深井一希を入れる。だがしかし、流れは変わらずに痛恨の3失点目を喫する。

 鹿島は後半18分、白崎のパスを受けたエヴェラウドが相手3選手をかわしながらゴール前へ。しかし、ボールが足についてこず置き去りになってしまうが、後ろから常本が走り込んでワンタッチ。つま先で押し込み、3点目とした。大卒ルーキーの常本はプロ初ゴールとなった。

 さらに、鹿島は後半24分、左CKのこぼれ球がファーサイドのエヴェラウドの元へ。落ち着いて右足シュートを決め切り、エヴェラウドも今季リーグ戦初ゴール。鹿島は4-0と点差を広げた。

 鹿島は札幌に得点を許さず、2試合連続の無失点で試合終了。4-0で4試合ぶりの勝利を手にした。

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