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納得いかないジャッジもあるが…福岡・長谷部監督「浦和さんに教えて頂きました」

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アビスパ福岡長谷部茂利監督

[6.27 J1リーグ第20節 浦和 2-0 福岡 埼玉]

 スコアは0-2。アビスパ福岡はチャンスらしいチャンスを作ることなく、浦和に敗れてリーグ戦3連敗を喫することになった。

 序盤から浦和にボールを保持されて試合を進められると、前半11分にMF小泉佳穂に弾丸ミドルを突き刺されて先制を許してしまう。前々節大分戦が前半7分、前節神戸戦が前半2分と立ち上がりに先制点を献上しており、長谷部茂利監督は早い時間帯での失点に唇を噛む。

「注意していた開始早々の失点。その失点を防がない限り、自分たちの勝利はない」

 後半立ち上がりこそ、リズムをつかんだ場面もあったが、球際での勝負で浦和の後手に回り、主導権を握れず。その後も浦和に好機を生み出されると、後半31分にDF明本考浩に追加点を奪われ、0-2の敗戦。今季初の完封負けを喫することになった。

「浦和の守備も良かった」と相手チームに賛辞を贈った指揮官。「球際のところで、私自身は納得のいかないジャッジがたくさんあった」と振り返りつつ、「ただ、審判が吹いていない、流しているということはファウルではないというジャッジだと思う。自分たちはもっと強く激しくプレーしていかないといけないと、今日は浦和さんに教えて頂きました」と続けた。

 3連敗となったものの、「過去を振り返っても仕方がない。次のゲームで勝ち点を取れるように気持ちの切り替えが大事」と視線を前へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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