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浦和ルーキーDF藤原優大が相模原へ期限付き移籍「自分が思っていた以上に厳しい世界」

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浦和DF藤原優大が相模原へ育成型期限付き移籍

 浦和レッズは28日、ルーキーDF藤原優大(18)がSC相模原へ育成型期限付き移籍することを発表した。期間は7月1日から2022年1月31日まで。相模原での背番号は「35」に決定した。

 今季、青森山田高から加入した藤原は3月2日のルヴァン杯グループステージ第1節湘南戦でプロデビューを飾った。この試合で顔面を打撲し、左眼窩底骨折で手術を行い離脱。ルヴァン杯2試合にフル出場していたが、リーグ戦の出場はなかった。

 昇格組の相模原はここまで2勝6分12敗、J2リーグ22位と最下位に沈んでいる。藤原は「自分の武器は、ヘディングや気持ちのこもったプレーですので、1日も早くピッチの上で表現したいと思います。自分自身の成長ももちろんですが、まずはSC相模原の勝利のために全力でプレーし、たくさんのファン・サポーターに喜びを届けたいと思います」と意気込み。浦和を通じて、以下のコメントを発表している。

「このたび、SC相模原に育成型期限付き移籍することとなりました。ルヴァンカップの2試合で浦和レッズのユニフォームを着てプレーすることができ、心から誇りに思っています。ただ、プロの世界は自分が思っていた以上に厳しい世界で、なかなかうまくいかず、プレーする機会は限られていました。SC相模原でも厳しい競争がありますが、1試合でも多くプレーするために、常に自分と向き合い、個人の成長とチームの勝利に全力で貢献します。
また、プロサッカー選手として、人として、大きく成長して浦和レッズに帰ってくることが自分の目標です。そして、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんに成長した姿を見てもらい、浦和レッズを世界的なクラブにできるような選手になります。SC相模原で結果を残して、浦和レッズに帰ってきます」

 藤原の移籍に際して、西野努テクニカルダイレクターは「チームの成長や発展と、選手個人の成長をともに追及していくために、クラブとして今回の決断をしました。10代から20歳過ぎまでの選手にとって成長スピードを上げるために最も重要なことは、真剣勝負の試合経験を数多く積むことです。藤原選手にとって今のベストな環境はなにか、という観点で、育成型期限付き移籍の形をとることになりました」と説明。「SC相模原の高木監督からも今回強い要望がありましたので、新たな環境の中で出場機会を数多く勝ち取ってくれるという期待をもって選手をお預けしたいと考えています。成長して戻ってきて、今後の浦和レッズの戦力となってくれることを強く望んでいます」とコメントしている。

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