beacon

脅迫行為を受けたモラタ…コケ「妻と子供たちの代わりに僕が抱きしめた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFコケとFWアルバロ・モラタ

 スペイン代表は28日にEURO2020ラウンド16、クロアチア戦に臨む。前日会見に出席したアトレティコ・マドリーMFコケは、レアル・マドリーとのダービーで何度も対戦してきたMFルカ・モドリッチに称賛の言葉を口している。

「僕たちは彼らからボールを奪い、できるだけ長くそれを保持しなくてはならない。モドリッチは世界最高の選手の一人で、そのアウトサイドキックは信じられないレベルにある」

「個人的に、僕は最高の選手たちと対戦することを好んでいるし、ルカはその内の一人だ。彼が勝つときもあれば、自分がそうできたときもあるね……。今回はコケが勝つことを望んでいる。でも、僕は試合を個人の対決とは見ていない」

 コケはスペイン代表に約2年間呼ばれない日々を過ごしたものの、結局はEURO参加を果たしてレギュラーとしてプレー。現在、どんな心境なのだろうか。

「1年前に自分がEUROに出場すると言われても信じられなかっただろう。EUROの開催が1年遅れ、結果的に僕はここにやって来れて、代表チームを助けることができている。誇り高いよ。ここにいられて、自分の国のために戦うことには大きな価値を見出せる」

「スペイン代表への適応について? 監督が助けとなってくれるし、僕たち選手はとてもオートマティックな動きをものにしている。自分にとって適応は簡単だった。監督の言うことを注意深く聞き、それを実践に移せばいいだけだ」

 一方で、自身だけでなく家族までも脅迫行為を受けたことを訴えたFWアルバロ・モラタについては、次のように語った。

「僕は彼のことが大好きだ。彼はチームメイト以上の存在、友人なんだよ。その件を知ってから、彼を抱きしめ、元気付けたよ。彼の気持ちを推し量ることは難しい。彼が最も必要としているのは、妻と子供たちと抱き合うことだと思うけど、今はそうすることができない……。だから、僕が抱きしめた」

 そのほか、スペイン代表最年少でEURO出場を果たした18歳MFペドリについても言及している。

「素晴らしいのはその成熟ぶりだ。彼は代表とバルセロナでレギュラーを務めている。スペインの現在、そして未来だよ」

●EURO2020特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP